今回はヴィクトリアマイルの有力馬診断を行っていこう。

ヌーヴォレコルト、ディアデラマドレ、ショウナンパンドラに続いて取り上げるのはレッドリヴェールだ。2歳女王に輝いたステイゴールド産駒は復活を遂げられるのか?

馬券的な観点から見て、どのように扱っていけばいいのだろうか? 見ていくことにしよう。

レッドリヴェールの信頼度

レッドリヴェールは2歳時、順風満帆なキャリアを歩んだ。

デビュー戦を勝利で飾ると、札幌2歳ステークスで牡馬を一蹴。続く阪神ジュベナイルフィリーズではハープスターらをおさえて2歳女王に輝いた。

直行で向かった桜花賞では惜しくも敗れたものの、連対を確保して世代屈指の力があることを証明している。

しかし、そこから歯車が狂い始めた。牝馬ながら挑んだ日本ダービーで惨敗すると、立て直しを測ったローズステークス、秋華賞で6着止まり。エリザベス女王杯に至っては16着と大敗を喫した。前走の阪神牝馬ステークスで6着と復調の兆しを見せたが、果たしてここで買うことができるのだろうか?

結論からいうと、レッドリヴェールは複数の不安要素を抱えている。例えば「ステイゴールド産駒の牝馬」という点だ。

ステイゴールドは大物を産む種牡馬でオルフェーヴルやゴールドシップ、ドリームジャーニーらを輩出。種牡馬リーディングで上位につけるトップサイアーの1頭だ。

しかし、獲得賞金上位の産駒はすべて牡馬。牝馬でGIを勝ったのはレッドリヴェールのみで、牝馬の重賞制覇も牡馬に比べて極端に少ない。

ステイゴールド牝馬のポテンシャルというのはやや疑問符がつくわけだ。

ファンの多い馬でそこそこの人気に支持される見込みであることを考慮すると、あまり魅力的な馬には映らない。そう結論づけて「買ってもヒモ」くらいの位置づけにしておくのが妥当だろう。

なお、ディープインパクト以外で強調できる種牡馬といえばはこの馬だ。

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GIで好走歴があり、能力面で見劣りはしない。前走は牡馬に混じって勝利を収めた。GIであっても牝馬限定戦なら届く可能性はある。