全頭診断その2

今週はNHKマイルカップの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。

「好走率100%の軸馬発掘ファクター」や「絶対的消しデータ」を用い、「血統」をはじめとして様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。なお、

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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。

※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください

5−10 ミッキーアイル
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6−11 カラダレジェンド(B)
父フレンチデピュティ、母父サンデーサイレンスという血統。

持続力血統×サンデーという好走血統に合致。フレンチデピュティは母父がセントサイモン系であるため、さらに強調できる。

しかし、京王杯2歳Sは実質500万条件のようなレースだったことを考えると、実力的に足りない可能性が高い。

加えて2月生まれというハンデも背負っている。かなり厳しいと言わざるをえない。

6−12 ショウナンワダチ
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7−13 アルマエルナト(C)
父ネオユニヴァース、母父With Approvalという血統。

母系にはグレイソヴリンやボールドルーラーの血が流れているため面白そう。ただネックは父のネオユニヴァースだ。

初年度からクラシックホースを輩出して注目されたネオユニヴァースだが、実はマイル路線では活躍馬を出せていない。特に牡馬でマイル重賞をとった馬はまだ1頭もいない。

これまでの成績は(0−1−3−31)と燦々たる成績だ。ネオユニヴァース産駒にとって、マイルは忙しい。

ただメンバー中屈指の末脚を持っている点は魅力的だ。特に重賞で2走連続上がり1位を使えているというのは、能力の高い証拠である。(前走、前前走ともに展開はハマったが……)

突き抜ける可能性はほとんどゼロだろうが、展開がハマれば2、3着に来る可能性はゼロではない。(もちろん、重い印を打てる馬ではないが。)

7−14 ウインフェニックス
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7−15 アドマイヤビジン(C)
父クロフネ、母父ゴールドヘイローという血統。

ヴァイスリージェント×サンデーサイレンスという配合は、昨年のインパルスヒーローと同じ。

ホウライアキコの欄で書いたとおり桜花賞からの参戦馬は面白い存在だ。

前走4角13番手だったため、穴馬の条件には合致しないが、これ以外のファクターはクリアしている。

クロフネ産駒ということで1400M専用機の可能性もあるが、全く人気がないのであれば狙ってみてよいだろう。

8−16 エイシンブルズアイ
メールマガジンに掲載

8−17 マイネルディアベル(D)
父ナイキアディライト、母父トニービンという血統。

ヘイロー系×グレイソヴリン系ということで最悪ではないが、やはりサンデーの血を持っていないのはマイナス要素だ。

レースぶりをみても、いかにも1400Mが得意というタイプ。どちらかと言えば地味で人気しないため好きなタイプの馬だが、さすがにGIとなると血統的にも戦績的にも買いづらい。

8−18 ピークトラム(D)
父チチカステナンゴ、母父スペシャルウィークという血統。

キングズオブザサンの欄に書いたように、チチカステナンゴ産駒は強調できない

ここ5走、中山2着→京都10着→京都4着→阪神外周り7着→中山1着という戦績を見ても明らかに軽い馬場や長い直線に向いていない。

この馬も今後うまく付き合って行きたいタイプではあるが、さすがにここでは買えない。

ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!

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