春の盾取りに必要な血とは?

前回は天皇賞春で好走するために必要となる“資質”に関して検証した。

クラシックで披露した資質がこのレースに直結してくることが分かったと思う。

今回は歴代好走馬の血統を検証し、激走の可能性がある馬を選定していこう

歴代好走馬の血統

まずは3つ、注目すべき血統をあげよう。

・トニービン(グレイソヴリン系)
・リボー(セントサイモン系)
・ハンプトン系

一つ一つ解説していこう。

トニービンは凱旋門賞を制したスタミナに優れた馬だ。しかもスタミナ一辺倒ではなく、スピードの持続力に優れた血である。ジャングルポケットがダービーを制し、ジャガーメイルが天皇賞を制し、トーセンジョーダンが天皇賞秋を驚異的なレコードで勝利した。

これらの事実から浮き上がる血統的な特徴は「スピードとスタミナを兼ね揃えた血」ということだ。

既に検証で述べたとおり、近年の天皇賞春はスタミナに加えてスピードが求められる。むしろ、「スピードがあって、スタミナ“も”ある」くらいの位置づけに変わってきている。

だから、トニービンの血は天皇賞春に最適というわけだ。

そしてセントサイモン系とハンプトン系は底力の血である。

セントサイモンは「史上最も偉大なサラブレッド」と言われるほど、サラブレッドの歴史に影響を与えた大種牡馬だ。圧倒的な底力を誇り、サラブレッドの歴史を変えた馬である。

特に「20世紀最強馬」の1頭に名前が挙がるリボーの血は、今なお絶大な影響力がある。リボーは現役時代、16戦16勝、凱旋門賞2連覇などを達成した無敵の競走馬だった。

種牡馬として父系の勢いは衰えているものの、リボーの血を色濃く持っているだけで現代競馬に必要な底力を補うことができる。

ハンプトン系もサッカーボーイ→ナリタトップロード、ヒシミラクルをはじめとして、優秀なステイヤーを出している系統だ。

これらの血を持つ馬は、天皇賞春で特に強調できる。

また、別の角度から強調できる種牡馬を1頭挙げておこう。

京都外回りの重賞ということを考えると、ディープインパクト産駒の躍動は見逃せない。

今年行われた京都外回りにおける重賞は7レース。そのうち、なんと6レースでディープインパクト産駒が勝ち星を挙げている。

・京都外回りの重賞でディープインパクト産駒には逆らうな

ディープインパクト産駒は人気になりやすいため妙味はなくなるが、無理に逆らうと痛い目にあう。

では、実際に過去の好走馬たちの血統を見てみよう。

2013年
1着 フェノーメノ
父母父ディクタス(ハンプトン系)
母母父Averof(ハンプトン系)

2着 トーセンラー
父ディープインパクト

3着 レッドカドー
父Cadeaux Genereus(ハンプトン系)

2012年
1着 ビートブラック
父母父トニービン
母系にリボーの血

2着 トーセンジョーダン
父ジャングルポケット(トニービン系)

3着 ウインバリアシオン
父母父トニービン

2011年
1着 ヒルノダムール
父母父ローソサエティ(セントサイモン系)

2着 エイシンフラッシュ
母父プラティニ(ハンプトン系)

ご覧のとおり、ほとんどの馬がいずれかの血を色濃く持っていた。

今年の有力馬はほとんど上記の血を持ち合わせているため、特に穴馬にとっては好走血統を持っているかどうかが生命線となる

そこで、血統的にどう考えても最も面白いと考えているのがこの馬だ。

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好走血統の血を色濃く持ち合わせ、長距離戦への適性も抜群。実力的に劣ることは間違いないだろうが、狙ってみたい一頭だ。