全頭診断その2
今週は福島牝馬Sの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「複勝率75%の好走ローテ」や「血統」、「穴馬の条件」など、様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
5-9 ミヤコマンハッタン(C)
父マンハッタンカフェ、母父ドクターデヴィアスという血統。
このコースで好走歴のある馬だが、あまり強調できない。マンハッタンカフェは悪くないが、母父のドクターデヴィアスは広いコースで力を発揮する血統である。本質的に福島は合わない。
加えてこの馬も決め手に欠ける。
ダートや重馬場といった特殊な条件下のレースを除けば掲示板を外したことが2回しかなく、二桁着順は1度もない。格上頂点とはいえ、ここでも堅実に走る可能性はある。
ただ、血統的にも穴馬の条件にも該当しないだけに、「拾ってもヒモ」以上の評価は下せない。
5-10 トーセンアルニカ
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6-11 フロアクラフト
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6-12 サトノジュピター
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7-13 アグネスワルツ(C)
父ゼンノロブロイ、母父ヘクタープロテクターという血統。
パワーがあり、ダートでも走れるゼンノロブロイ産駒。好走血統に合致している。
牝馬限定重賞や牡馬混合のオープン特別でも好走していて、実績だけ見ればメンバー屈指の存在だ。
前走は自分の競馬ができなかっただけで、巻き返してくる可能性は十分にある。ローテーションも良い。
ただ、この馬もかなり決め手に欠ける。もう22走しているが、上がり3位以内の脚を使ったのは2回だけ。今年は例年以上に同じタイプの馬が多いため、かなり買いづらい。
「逃げられなかった逃げ馬」の次走の期待値は高いし、年齢的なこともあって人気はでないと考えられる。となると、拾ってもいいが、この馬も重い印を打つべきタイプだとは思わない。
7-14 フィロパトール(B)
父ジャングルポケット、母父ワイルドアゲインという血統。
ジャングルポケット産駒は当コースでよく穴を開ける。芝コース自体が“グレイソヴリン馬場”になるケースも少なくないため、当日の馬場次第では期待値が高まる。
もっとも、この馬も逃げたいタイプ。同じような馬が多い今回は、特段強調できる存在ではない。
福島は合うだろうが、500万も1000万もかなり恵まれた中での勝利だった。となると、実力的な面で足りない可能性が高い。
8-15 ミッドサマーフェア
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8-16 サンシャイン(C)
父ハーツクライ、母父Pistolet Bleuという血統。
ハーツクライ産駒はダート適性が低いため、当レースの好走血統に該当しない。
前走は初角で4番手につけたものの、そこからどんどん順位を落として結果は12着。上がり36秒台で垂れたように、穴馬の条件には合致しない。
キャリアでは3勝以外、2着が1度あるだけで、それ以外は掲示板にも載っていない極端な馬である。前走の内容を見る限り、復調するとは思えないし、この馬に賭けるのはそれこそかなりのギャンブルと言えるだろう。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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