全頭診断その1

今週は福島牝馬Sの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。

「複勝率75%の好走ローテ」や「血統」、「穴馬の条件」など、様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。

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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。

※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください

1−1 ウインプリメーラ(C)
父ステイゴールド、母父フォーティナイナーという血統。

ステイゴールドはダート適性の低い種牡馬で、福島牝馬Sの好走血統には該当しない

コース成績自体は過去2年で複勝率30%、単複回収値も100を超えるなどまずまず。しかし、好走馬を見てみると、ほとんどが差し馬だった。

前走4角3番手以内のような先行馬は(0−0−0−6)だし、当日上がり6位以下だった馬の成績も(0−0−0−19)と全く振るっていない。

福島牝馬Sの穴馬の条件も「●●●●●」だ。ウインプリメーラは先行馬で上がり3位以内の脚を使ったのはデビュー戦のみ。

ほとんどプラス材料がないため、苦戦すると見て間違いないだろう。

1−2 アロマティコ
メールマガジンに掲載

2−3 クラウンロゼ(B)
父ロサード、母父ヒシアケボノという血統。

ロサード産駒はダート戦で勝ち鞍を積み重ねていて、強調できるサンデー系のタイプに合致する。

最も強調できる中山牝馬S組であり、前走は出遅れという明確な敗因があった。ここ最近は馬券になっていないが、巻き返してくる可能性は十分にある

ネックとなるのはやはり脚質だろうか。キャリアで1度、上がり3位を使ったことがあるだけで、基本的には先行して粘りこみたいタイプの馬だ。しかし、そういうタイプはこのレースでは強調できない。

総合的に見ると、来る可能性は十分あるが、重い印を打つほどの強調材料があるわけでもない。ヒモくらいの評価が適切だろう。

2−4 レイカーラ
メールマガジンに掲載

3−5 セキショウ(A)
父シンボリクリスエス、母父サンデーサイレンスという血統。

注目血統のロベルト系と母父サンデーサイレンスの血を持っている馬。血統面は素直に評価して良いだろう。

ただ、この馬も脚質的な面で不安がある。完全に先行粘りこみタイプの馬で、穴馬の条件には合致しない。

だからこそ、激走があるとすれば血統的なファクターが大きく関わってくると考えられる。

例えば、シンボリクリスエス産駒は当コースで4角2〜5番手の競馬をした場合、結果は(0−0−0−9)とさんさんたるものだが、4角で先頭だと(2−0−1−3)と好成績を残している。

つまり、思い切った逃げを打てるかどうかが一つのポイントとなりそうだ

もっとも、今回はメンバー的にハナを取るのが難しいし、ハナを取るまでに体力を使ってしまう可能性が高い。隣にケイアイエレガントがいるのを筆頭に、ミヤコマンハッタン、アグネスワルツ、フィロパトールというように、前に行きたい馬が多数いる。

となると、逃げ粘りを期待するのは現実的ではないと言わざるをえない。

3−6 ケイアイエレガント(C)
父キングカメハメハ、母父エーピーインディーという血統。

キングカメハメハ産駒は強調できない。ボールドルーラーやロベルトの血を持っている点は気になるが、「●●●●●」という穴馬の条件には合致しないし、ワンパンチ足りない感は否めない。

前走は血統評価が「A」で予想でも対抗に指名した。かなり条件が合った中での2着だったということだ。

血統的にも脚質的にも条件が悪化している今回は、どう考えても割引が必要だろう。

4−7 キャトルフィーユ
メールマガジンに掲載

4−8 トーセンベニザクラ
メールマガジンに掲載

ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!

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