断然人気に応えられるのか?
今週は牝馬クラシック第一関門の桜花賞が行われる。
牝馬クラシックの中でも最も重視されているタイトルといっても過言ではない。
そんな桜花賞で、今年は断然の1番人気に支持されるであろう馬がいる。そう、ハープスターだ。
新潟2歳Sで衝撃的な差しきり勝ちを収め、阪神ジュベナイルフィリーズでも素質の高さを証明した。そしてチューリップ賞では皆の期待に応える怪物ぶりを披露している。
では、桜花賞においてもハープスターは鉄板なのか? 今回は舞台設定以前に、この注目馬を簡単に取り上げていこう。
ディープインパクト産駒の独壇場
結論から言えばハープスターを馬券から外すことはできない。
なぜなら、桜花賞ではディープインパクト産駒の活躍が顕著だからだ。
2010年、ディープインパクトの初年度産駒がデビューした。そして翌年の桜花賞以降、3年連続でディープインパクト産駒が勝ち星を挙げている。
2013年
1着 アユサン
2着 レッドオーヴァル
2012年
1着 ジェンティルドンナ
2着 ヴィルシーナ
2011年
1着 マルセリーナ
このうち、ヴィルシーナとアユサンは4番人気以下だった。にもかかわらず、しっかりと穴を開けている。
また、昨年は2頭しか出走していないディープインパクト産駒でワンツー。また2011年は1頭しか馬券に絡んでいないが、4着に入ったのは11番人気のディープインパクト産駒メデタシだった。
もともと阪神芝外回り1600Mはディープインパクトが最も走るコースの一つだ。
過去1年の成績は……
(14−13−3−27)
勝率25%
複勝率53%
単勝回収値110
複勝回収値98
ご覧のとおり、ディープインパクトをベタ買いしていても回収率は100%を超える。これはすさまじい成績と言わざるを得ない。
今年、桜花賞に登録しているディープインパクト産駒は1頭。そう、ハープスターだ。
他にも様々なファクターがあるため、一概に「鉄板」とはいいたくないが、上記の血統傾向だけ見ても、かなり有力であると言わざるを得ない。少なくとも馬券圏外に飛ぶことは考えづらい。
ということで、今年の桜花賞はハープスターの相手探しになりそうだ。
ちなみに現時点で面白いと思っている馬は以下になります。
その馬の名(B)は→
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