世代のレベルがカギ?

前回は桜花賞で1番人気に支持されることが確実なハープスターに関して取り上げた。

ディープインパクト産駒が何頭も好走しているレースだけに、信頼性が高いことは分かったと思う。

今回は改めて、桜花賞というレースについて考えていこう。

桜花賞の舞台設定

桜花賞は2回阪神6日目に芝外回り1600Mで行われる。

牝馬3冠の第一関門であり、最も重要視されているレースでもある。

GI、しかも牝馬クラシックで最も重要なレースであるだけに、誰もが勝ちたいと思っているレースといえる。どの陣営も(中にはオークスのことを考えずに)本気で仕上げてくる

だから基本的に人気馬の信頼性が高い。(過去10年で1番人気は7連対。)特に世代のレベルが高い年になると、大波乱はなかなか起こらない。

例えば一昨年、ジェンティルドンナとヴィルシーナの年は2→4→3番人気決着。ブエナビスタとレッドディザイアの年も1→2→5番人気決着といった具合に、上位人気での決着がザラだ。

世代のレベルを見極めるのは難しい。ただ、今年は牝馬が牡馬相手の重賞でも活躍している。ハープスターは新潟2歳Sでイスラボニータを完封しているし、レッドリヴェールも札幌2歳Sを制している。他にもホウライアキコ(デイリー杯勝利)など、牡馬混合の重賞やオープンを勝っている馬も多数出走する。

そう考えると、今年のレベルは比較的高く、少なくとも低いということはないということが分かる。

世代のレベルが低くて混沌としている場合には2008年のような大波乱も起こるが、今回はハープスターやレッドオーヴァルといった明確に軸になる馬がいる。

ということで、あまり変な波乱を期待せず、中波乱くらいを想定して狙っていくべきなのが今年の桜花賞と言えるだろう。

ではどんな馬を買えばいいのか? 今週、しっかりと検証してみていこう。今回は注目している穴馬を1頭公開!

その馬の名(C)は→
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)

父親がそうだったようにもともと気難しい馬で前走は大敗しているが、ハマれば一発を期待できる。