桜花賞は徹底検証をブログで!
まずはお知らせから。
今週のビッグレースは言うまでもなく桜花賞だ。
しかし、馬券的な妙味は阪神牝馬Sのほうがある。そこで異例ではあるが、メルマガでは阪神牝馬Sの方を徹底検証していくことにした。
GIには多くの注目が集まる。メルマガでも取り上げたほうが会員様は喜ぶだろうし、嫌らしい話、購読してもらう上での効果も高い。
だが、やはり一番重視しなければいけないのは馬券を当てることだ。今回、ハープスターが崩れる可能性が低いことを考えると、桜花賞の馬券的な妙味はあまりない。(検証を進めていくに連れて、飛ぶ可能性が浮上してくる可能性もあるだろうが……)
だからこそ、波乱の可能性が高い阪神牝馬Sを扱うことにした。
ということで、桜花賞の検証はブログで徹底的に行なっていく。メルマガと変わらぬクオリティでお届けできればと思っているので、期待していてほしい。
桜花賞の王道血統
まず注目しなければならないのが「血統」だ。
未勝利や500万クラスだと血統に関係なく馬の能力だけでレースが決まってしまうことは多い。
しかし、GI、特にクラシックのような最高レベルの舞台では、必ず明確な血統傾向が出てくる。血統的に合っていなければ、他にいくら強調材料が合っても好走するのは困難を極めるのだ。
だからこそ、しっかりと血統面を探っていくことにしよう。
ディープインパクト産駒との相性の良さは既に書いた。今回注目したい血は「ノーザンダンサー」である。
桜花賞は牝馬クラシックの中でも「最重要」と位置づけられるレースだ。
「直線の長い広いコースを、瞬発力を活かして差しきる――」
これが現代競馬で「強い」と定義される馬である。
オークスは距離が長いため、スピード以外の要素で決まってしまうことも多い。
秋華賞は小回りで行われるため、器用さだけで勝ってしまう馬も出てくる。
一方、桜花賞は阪神芝外回り1600Mという、ごまかしの効かない舞台で行われる。ここで好走すれば繁殖牝馬としての価値は飛躍的に高まる。生産者、馬主としても、一番手にしたいタイトルがこの桜花賞なのだ。
そういう舞台で勝つためには、またごまかしの効かない舞台で勝つためには、「底力」がとても重要になってくる。
歴代の好走馬を見ても、父か母父がノーザンダンサー直系種牡馬という例がとても多い。
特にサンデー系やキングマンボ系といった、リーディングサイアー争いで上位に入る種牡馬との配合馬が好走を果たしている。実際、外回りコースで行われるようになった2007年以降、勝ち馬に限定すれば全てこの組み合わせとなっている。
2013年
1着 アユサン
父ディープインパクト(サンデーサイレンス系)
母父ストームキャット(ノーザンダンサー系)
2012年
1着 ジェンティルドンナ
父ディープインパクト
母父Bertolini(ノーザンダンサー系)
2011年
1着 マルセリーナ
父ディープインパクト
母父マルジュー(ノーザンダンサー系)
2010年
1着 アパパネ
父キングカメハメハ(キングマンボ系)
母父ソルトレイク(ノーザンダンサー系)
2009年
1着 ブエナビスタ
父スペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)
母父カーリアン(ノーザンダンサー系)
2008年
1着 レジネッタ
父フレンチデピュティ(ノーザンダンサー系)
母父サンデーサイレンス
2007年
1着 ダイワスカーレット
父アグネスタキオン(サンデーサイレンス系)
母父ノーザンテースト(ノーザンダンサー系)
いかがだろうか? やはりクラシックを勝つためには底力が必要不可欠。今年も「サンデー系orキングマンボ系×ノーザンダンサー系」という組み合わせの馬には注意が必要だ。
今年の該当馬は……
アドマイヤビジン
ヌーヴォレコルト
ハープスター
ペイシャフェリス
ホウライアキコ
マーブルカテドラル
リラヴァティ
レッドリヴェール
この中から勝ち馬が出る可能性は非常に高い。もちろん、勝ち馬だけではなく、穴馬もこの中から出るだろう。中でもこの馬は穴を開ける可能性があると感じている。
その馬の名(D)は→
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