全頭診断その2
今週は弥生賞の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「好走ローテ」、「血統」など、様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。飛躍を目指す粒ぞろいなメンバーを1頭ずつ切っていこう。
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
6-8 エイシンエルヴィン(B)
父Shamardal、母父モンズンという血統。
血統的には悪くない。ダート適性の高いストームバード系のShamardalを父に持っているし、適度な素軽さがある。本番の皐月賞よりもこちらで買いたいタイプの馬だ。
さらにローテーションが興味深い。
マイル戦で初勝利を挙げ、前走は芝1800Mのきさらぎ賞で3着になっている。中距離よりもマイル寄りの馬であり、過去の好走馬の傾向にも合致している。
きさらぎ賞では2強(バンドワゴンとトーセンスターダム)ばかりがピックアップされて報道されていた。ただ、その2頭に0.2秒差の3着と、この馬もなかなかいい競馬をしていた。この事実を見逃してはならない。
結果を出したのが新潟→京都と馬場の軽い競馬場だったため、中山が合わない可能性は否定できないが、狙ってみたい1頭だ。
6-9 イタリアンネオ
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7-10 トゥザワールド
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7-11 ワンアンドオンリー
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8-12 タイセイクルーズ(C)
父クロフネ、母父サンデーサイレンスという血統。
一昨年、同じ配合のトリップが馬券に絡んでいるが、基本的にはあまり買いたい血統ではない。
http://jinkeiba.com/2014/0305/6080
上記の記事で書いたとおり、2回中山開催では父ヴァイスリージェント系の成績が相当悪い。
加えて、トリップには芝での実績があったが、この馬はダートで2勝、芝で未勝利。前述のとおり、前走ダートの馬が馬券に絡んだことは過去10年で1度もない。
普通に考えて、厳しいだろう。
8-13 サトノロブロイ(B)
父ゼンノロブロイ、母父Distorted Humorという血統。
ゼンノロブロイは芝ダート兼用種牡馬で、Distorted Humorはミスプロ系。ダート適正が高く、弥生賞の好走血統に合致している。
メルマガの検証2で書いたように、●●●●●であり、過去の好走馬と比較しても遜色ない。
ただ、それだけに大外枠に入ったのは非常に残念だ。
先行できるとは思うが、外を回されてしまうリスクがあるし、少しスタートに失敗すれば後方待機を強いられる可能性すらある枠にあたってしまった。
普通にスタートして普通に回ってくれば馬券に絡めるだけのポテンシャルはあるだけに重い印を打とうと思うが、内枠に入っていれば大勝負しようと思っていただけに、この枠順は本当に残念だ。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
その馬の名(J)は→
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