勝負を分けるポイントを分析!

今週は中山記念の検証を行っていく。

ドバイへ向かうジャスタウェイやトウケイヘイローの前哨戦として、GI制覇を目指す有力馬たちのステップレースとして、重要な役割を担うレースだ。

開幕週ということもあって難しい部分ではあるが、しっかりと検証していこう。

中山記念の舞台設定

中山記念は2回中山開催の開幕週に芝1800Mで行われる古馬GIIだ。

毎年、有力馬たちの始動レースとして使われることが多いが、中でも今年はメンバーが揃った印象だ。

そんな重賞で、まず重要になる要素といえば、「決め手の有無」だろう。

中山記念では

・圧倒的な先行力
・圧倒的な切れ味

このどちらかを持っている馬が非常に秀逸な成績を残している。

まず先行力について。2回中山の開幕週に行われるということもあり、基本的には内先行が有利となる。

実際、昨年の開催1〜4日目の芝1800M以上の成績を見てみると、逃げは(1−2−1−7)で単複回収値130を超えている。先行馬に関しても複勝率40%超、複勝回収値87と水準以上。

そして過去10年の中山記念を見てみると……

逃げ馬
(2−2−2−5)
勝率18%
複勝率55%
単勝回収値294
複勝回収値180

ご覧のとおり、圧倒的な成績を残している。中山記念でも圧倒的な先行力が、好走への助けとなるのだ。

次に圧倒的な切れ味について。

開幕週とはいえ、しっかりとした上がりを使えることは重要だ。

過去10年、上がり1位を使った馬の成績は……

(4−3−1−3)
勝率36%
複勝率73%
単勝回収値541
複勝回収値200

ご覧のとおり、驚異的な成績と言っていいだろう。

なかなか当日のレースで上がり1位を使う馬を見抜くことは難しいが、速い上がりを使う可能性が高い馬に関しては、必ず抑えておいたほうが良いだろう。

圧倒的な先行力か、圧倒的な切れ味。となると、今年の中山記念でハナをきってペースを握りそうなこの馬が馬券圏内に入ってくる可能性はかなり高いと言わざるをえない。

その馬の名(C)は→
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