今週は秋のマイル王は決定戦マイルチャンピオンシップの徹底検証を行う。
昨年は武豊騎手の久々のGI制覇に湧いたこのレース。今年のメンバーを見ると小粒感というか、混戦模様が漂っているだけに、荒れる可能性は十分。
しっかりと検証して、的中を届ける所存だ。
マイルCSの舞台設定
まずはいつものように舞台設定から考察していこう。
マイルCSは「京都芝1600M」で行われるマイル王者決定戦だ。
マイルGIといえば春には東京で安田記念が行われるが、近年は安田記念とマイルCSが結びついていない。
なぜなら、直線に坂がある東京と、3コーナーから坂を下る京都のマイルでは求められる適正が異なるからだ。
だからここ数年、安田記念の好走馬でマイルCSでも好走したのはグランプリボスくらいだし、ここ5年で4頭も10番人気以下の激走馬が生まれている。
しかも今年はメンバーの実力が低レベルで拮抗している。波乱が起きる可能性はかなり高いとみて良いだろう。
マイルCSで不振の3歳馬
さて、まずマイルCSで重要になるファクターは「馬齢」だ。
なぜなら、マイルCSは3歳馬と古馬との斤量差が「1キロ」しかない。この後に行われるジャパンカップや有馬記念では「2キロ差」なのに、なぜかマイルCSとJCダートは「1キロ差」なのである。
当然、3歳馬にとってこの斤量差は過酷。だから全く結果を残せていない。過去10年での馬齢別成績を見てみると……
3歳(0―1―3―32)
4、5歳(8―9―6―67)
6歳以上(2―0―1―48)
ご覧のとおり、一目瞭然だろう。ちなみにジャパンカップダートでも3歳馬は不振。やはりこの斤量を克服することは相当困難なのだ。
だから前走好走して人気を集めそうなこの馬は「危険な人気馬」になりそうだ。
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激走率100%の好走ローテ
マイルCSは3歳馬が不振で、4、5歳馬が中心になることは上記の成績を見てもお分かりいただけるだろう。
競走馬として最も充実するのは4歳秋。この旬な時期に、斤量というアドバンテージをもらっているのだから、成績が良いのは必然だ。
では、どういう4、5歳馬を狙うべきなのか? 実はマイルCSには“激走ローテ”が存在する。
4、5歳馬を「あるフィルター」を通してみると、このような成績に分けられる。
パターン1
(3―3―3―15)
複勝率38%
複勝回収値173
パターン2
(4―4―2―24)
複勝率29%
複勝回収値76
パターン3
(1―2―1―28)
複勝率13%
複勝回収値45
ご覧のとおり、はっきりと区別できる。もちろん、パターン1を買い、パターン3は積極的に嫌えばいいのだ。
しかもこのパターン1のデータ、更に精査していけば「好走率100%の“激走ローテ”」を導き出すことができる。
その“激走ローテ”の詳細はメールマガジンにて配信を予定しているので、ここには書けないが、大ヒントをここに記しておこう。
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では、メルマガの配信をお楽しみに!