今年はじめての中央GIフェブラリーS。砂の王者を目指して、精鋭たちが集結する。昨年のジャパンカップダートを制したニホンピロアワーズなど、何頭かの有力馬は回避したが、それでも現在のダート路線の層はそれなりに厚い。
ただ、抜けて強い馬もいないため、馬券的な妙味という意味でも期待できるレースだ。
今週はフェブラリーに集中して検証を行なって行きたいと思う。
まずはローテーションの話をしておこう。
フェブラリーSにおいて、ローテーションは非常に重要な要素である。
どのようなローテーションの馬を買うべきなのか。それはずばり、中距離路線を歩んできた馬である。フェブラリーSはスタミナを必要とするレースであるため、長い距離を使ってきた馬たちが有利なレースなのだ。
実際、過去を見ていくと、それは歴然。昨年こそ、根岸Sからの1、2着となったが、その他はほとんどが距離短縮馬が好走していた。
2012年
テスタマッタ
根岸S 1400m
シルクフォーチュン
根岸S 1400m
ワンダーアキュート
東京大賞典 2000m
2011年
トランセンド
JCダート 1800m
フリオーソ
川崎記念 2100m
バーディバーディ
東京大賞典 2000m
2010年
エスポワールシチー
JCダート 1800m
テスタマッタ
川崎記念 2100m
サクセスブロッケン
東京大賞典 2000m
過去3年を振り返っても、9頭中7頭が距離短縮馬だった。ちなみに5年に伸ばしても15頭中12頭が距離短縮短縮馬だったから、この傾向は変わらない。
昨年のような例があるとはいえ、基本的に今年も距離短縮馬を狙っていくべきだろう。(※ちなみに昨年は距離延長馬のテスタマッタ=1着が本命だったが。)
となると、この馬はローテーション的には“危険な人気馬”になるかもしれない。その馬の名は……
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2月10日(日)
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毎週重賞に出走する馬の中から1頭ピックアップしているのだが狙い目はさすがの一言。
次はいよいよG㈵フェブラリーSが開催。必ずチェックしてから馬券購入してもらいたい。
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