フェブラリーS過去5年好走馬血統
着順 | 馬名 | 種牡馬 | 母父馬 |
---|---|---|---|
1 | $テスタマッタ | Tapit | Concern |
2 | シルクフォーチュン | ゴールドアリュール | Alwuhush |
3 | ワンダーアキュート | カリズマティック | Pleasant Tap |
1 | トランセンド | ワイルドラッシュ | トニービン |
2 | フリオーソ | ブライアンズタイム | Mr. Prospector |
3 | バーディバーディ | ブライアンズタイム | Seeking the Gold |
1 | エスポワールシチー | ゴールドアリュール | ブライアンズタイム |
2 | $テスタマッタ | Tapit | Concern |
3 | サクセスブロッケン | シンボリクリスエス | サンデーサイレンス |
1 | サクセスブロッケン | シンボリクリスエス | サンデーサイレンス |
2 | $カジノドライヴ | Mineshaft | Deputy Minister |
3 | カネヒキリ | フジキセキ | Deputy Minister |
1 | ヴァーミリアン | エルコンドルパサー | サンデーサイレンス |
2 | ブルーコンコルド | フサイチコンコルド | ブライアンズタイム |
3 | ワイルドワンダー | ブライアンズタイム | サンデーサイレンス |
昨日はフェブラリーSの重要血統の一つとしてボールドルーラーを紹介した。
今日はもう一つの“特注血統”について触れていくことにする。
フェブラリーSで最も重要と言っても過言ではないその血とは、ずばりセントサイモンの血脈である。
フェブラリーSは極寒期の2月に行われる。“ガラス”とも表現される繊細なサラブレッドにとって、非常に過酷な環境と言って良いだろう。
だからこそ、セントサイモンの力が発揮される。20世紀で最も偉大な種牡馬と言われるセントサイモンは、圧倒的な底力で大舞台で勝利し、産駒も大レースを勝ってきた。それは現代にも受け継がれ、極寒期や真夏、そして底力を要求されるGIなどで力を発揮する。
夏に行われたGI宝塚記念で、ナカヤマフェスタが勝利したのは記憶に新しいだろう。同馬は母父がセントサイモン系。後に凱旋門賞で僅差の2着するのも、納得の血統背景だったのだ。
フェブラリーSの過去を振り返っても、多くの馬がセントサイモンの影響を受けていた。
2011年は、トランセンドをはじめ、セントサイモン系種牡馬を3代以内に持つ馬が3着を独占。過去5年の好走馬15頭中9頭がセントサイモンの血を持っていたのだから、今年も注目してしかるべきだろう。
となると、前回のボールドルーラーとセントサイモン血を両方色濃く持ち合わせるこの馬は、かなり有力な1頭といえることができそうだ。その馬の名は……
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