オルフェーヴルに懸けた池添謙一の夢…春シーズンにフランス遠征へ

　池添謙一騎手（３３）＝栗東・フリー＝は今春、フランスに遠征し、凱旋門賞の舞台となるロンシャン競馬場で腕を磨くことになった。２４日、スポーツ報知の取材で分かった。期間は、４月上旬から約２か月で、トップジョッキーが春のクラシックシーズンに長期に渡って日本を離れるのは異例。フランスでキャリアを積み、今年も凱旋門賞を目指しているオルフェーヴル（牡５歳、栗東・池江厩舎）の鞍上に指名される時を待つ。

中略

池添騎手「クラシックシーズンですが、オルフェーヴルで凱旋門賞へ挑める夢を追えるのであれば、自分ができる限りのことをしておきたい。厳しい２か月間となるでしょうが、自分に足りないものを埋めることのできる遠征にしたいと思います」

（スポーツ報知より）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000211-sph-horse

色々な思いがあったのだろう。

オルフェーヴルと歩んだ3冠ロード、目標として掲げてきた凱旋門賞という夢。そして悪夢の乗り替わり……。

しかしそれを経験してなお、強い思いを持ち続け、困難に立ち向かおうとしている。

いや、その悔しさが池添を突き動かしたのだろう。人を、成長させたのだろう。

春のクラシックシーズンで騎乗しないことは、一世代分の持ち馬が確保できないという、騎手として本当に大きな損失につながりかねない。

遠征したところで、本当にオルフェーヴルに乗れるのかも定かではない。

だがそのリスクを負ってなお、「オルフェーヴルとの凱旋門賞制覇」の夢に突き進む姿。

素直に、カッコイイじゃないか。

賛否両論ある騎手だが、私はこういう負けん気の強さは大好き。

本当に頑張って欲しい。彼の強心臓は海外向きだと思うしね。頑張れ。そして、あなたの、私たちの夢をかなえてほしい。

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