今回は青葉賞2016の検証をしていきます。

前回は青葉賞の予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!

どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう! 



青葉賞の出走予定馬と予想オッズ

人気 馬名 予想オッズ
1 プロディガルサン 3.1
2 ヴァンキッシュラン 4.1
3 メートルダール 4.1
4 レーヴァテイン 4.7
5 アルカサル 8.1
6 マイネルハニー 11.3
7 ロスカボス 19.7
8 レッドエルディスト 32.5
9 ノーブルマーズ 51.5
10 ドンチャブ 285.8
11 ラヴアンドポップ 301.3
12 フレンドミラクル 341.7
13 エルリストン 348.9
14 タンサンドール 381.0
15 バルダッサーレ 502.2

こんな感じですね。なお、出走予定登録馬は以下のとおりです。

aobasho2016_blood3

では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。

プロディガルサン

リアルスティールやラングレーの全弟という良血馬。おそらく最終的には2、3番人気じゃないかな、と思います。

底を見せていないディープインパクト産駒なので悪くないでしょう。東スポ杯は完全に上がり3ハロンの競馬になったので良くも悪くもノーカウント。今回はもう少しペースが流れるでしょうからね。

ネックになるのは距離でしょうか。お兄さんたちが古馬になってからマイルや1800mで結果を出しているように、本質的に2400mは長い。3歳春なので能力だけでカバーできる可能性は十分にありますが、全幅の信頼を置けるかというと……。

人気を考えると2、3着候補以上の評価はできないですねー。

ヴァンキッシュラン

完全に重賞級の力を持っています。前走のレースレベルは「A」。僕の大好きなジュンヴァルカンを競り落として実質3連勝を飾りました。ちなみにジュンヴァルカンは次走、ラスト200mで流し始める余裕のレースぶりで完勝しています。

ディープインパクト産駒が連勝中の時は無理に逆らわないほうがいい。現状、日本の競馬界で最も才能を秘めているのはディープインパクト産駒なので、才能のある馬が底を見せていないのだから、さらにいい走りをする可能性がある。回収率的にも昇級戦のディープインパクト産駒は買い続ければプラスになります。

実際、能力は高いですよね。2走前は降着になりましたが、上がり3ハロンの競馬でレーヴァテインを下し、前走は一貫したペースになった中でジュンヴァルカンに競り勝っている。質の異なるレースで高いパフォーマンスを示しているのですから、総合力が高いと判断せざるを得ません。

ここでいい競馬ができればダービーでも期待が持てる。普通に◎とか▲を打つと思います。

メートルダール

この馬のイメージは前走の共同通信杯の予想コメントに書きました。引用します。

前走(※京成杯)は全く向かない条件の中で好走。中山から東京替わりは大幅なプラスと考えていい。ただし、ゼンノロブロイ産駒は晩成血統であり、重賞レベルになると2000m未満で期待値が下がる。距離短縮は極めて微妙。雨の影響が残って道悪開催になるのもよくない。ゼンノロブロイ産駒の追い込み馬ということで期待値は高いが、33秒台の末脚でスパっと切れるタイプがいい共同通信杯の好走馬としてはややズブい印象を受ける。走れてもおかしくない条件ではあるが、差し遅れて3着というイメージ。人気を加味すると買いづらいし、ここでこけて青葉賞に出てほしい。

ということで、イメージ通り青葉賞に出てきてくれたので(笑)、素直に評価したい。ペースが流れそうなのもこの馬にとっていいんじゃないですかね。スローペースになると差し遅れて掲示板の下の方……という感じになってしまうと思いますが。

レーヴァテイン

レーヴ一族は本当によく走りますね。兄弟たちもトライアルまではほとんど例外なく走っていますから、ここでも無視できない存在でしょう。ディープインパクト産駒の無敗馬という意味でもね。

ただし、ここ2走は完全なスローの上がり勝負だったため、マイネルハニーらが飛ばして一貫したペースになったときに対応できるかどうかは未知数です。

血統面だけを見るなら評価すべきですが、キャリアを見ると半信半疑。ぶっちぎる可能性もあるし、対応できないで惨敗という可能性もある馬だと思っています。

アルカサル

ヴィクトワールピサと並んでお気に入りのドリームジャーニー。その出世頭がこの馬です。猛烈に応援したい。

そんな個人的な感情を抜きにしても強いですよ。前走の内容は特に。

普通に考えたらドリームジャーニー産駒なので中山がベストなのは間違いないでしょうから東京替わりはマイナスになるはず。ただし、今回は上がり3ハロンの瞬発力勝負というより総合力が問われる展開になりそうなので、浮上の可能性はあるはず。

おそらく中山→東京替わりで多くの人が軽視するはずで人気はそこそこに落ち着くでしょう。期待値の高い血統なので、人気がないなら買わない理由はないと思います。

上位人気の評価はこんなところ。

なお、現時点で注目している穴馬はこの馬です。

その馬の名(F)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

人気ブログランキング内で公開中!
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)

前走はロスの多い競馬になった中で完勝しました。期待値の高い血統ですし、今回は得意コース。人気もないので、ここから入ってもいいくらいの気持ちでいます。