今回は桜花賞2016の回顧を行っていきましょう。

各馬の評価を見直し、レースを振り返ることで次走買えるのか否かが見えてきます!

回顧は「各馬が次走で買えるのか?」という予想のスタートです。しっかり振り返って行きましょう!



各馬の評価は?

戦前の評価は、メルマガで発行している予想ファイルを見ていただければ幸いです。

1着 ×13 ジュエラー

馬の能力+デムーロ騎手の好騎乗+メジャーエンブレムの自滅が重なった勝利。メジャーが普通に先行していたらシンハライトももっと伸びていたはず。そういう意味では色々な面で恵まれたし、決め打ちがハマったといえる。基本はチューリップ賞やシンザン記念のように差してくるがちょっと届かない、というレースが多くなる。オークスはよっぽど力が抜けていない限り、後方一気は決まらないだけに、工夫が必要になってくる

2着 ×12 シンハライト

早めに抜けだした分、終いが甘くなってしまった。本来は抜けだした時点でメジャーエンブレムが2、3馬身前にいたはずなので騎乗としては問題なかったし、最高の騎乗だったが、展開のあやで2着になってしまった。もっとも、勝ち切れないあたりが母父サドラーズのディープだな、という印象。ただし、ライバルたちに比べて距離が伸びることへの不安はないため、オークスでは有力な1頭になってきそう

3着 無10 アットザシーサイド

力は出し切った。福永騎手もうまく乗った。キンカメは本当に母系のスケール感をよく伝える(お母さんのルミナスハーバーもGI3着がギャリア最高順位)。ベストが1400mという認識は変わりなく、マイルでこれ以上の着順を望むのは酷。当然、距離が伸びるのは良くないはず。距離短縮○

4着 ▲05 メジャーエンブレム

出負け+逃げなかった+直線で進路を塞がれた+瞬発力勝負になってキレ負け……というこれ以上ない最悪の競馬だった。特にダイワメジャー産駒なのでGIで瞬発力勝負になってしまうと厳しい。自分の競馬ができればしぶとい馬のため、そういう競馬でどこまでできるか見てみたい。当然、見直し可

5着 無17 アドマイヤリード

もともと素質馬。決め打ちで追い込みの競馬をしたことが結果的にハマった感じ。ここまで極端な競馬がハマることはそうそうないため、特に評価を上げなくてもよさそう。ステゴ牝馬という点、ステゴの差し馬という点、馬格がなさすぎる点など、期待値の低い条件に合致しているため、狙いにくい。実際、今回もハマりにハマって差のある5着だったわけで、今後もこういう順位に収まって人気した結果、同じような順位に収まっていく馬になりそう

6着 ◎15 ラベンダーヴァレイ

悪い競馬ではなかったがキレ負け。直線でメジャーエンブレムとやりあったことも少なからず影響したか。馬格が小さな馬のため、ああいうぶつかり合いになると分が悪いし、体力が消耗してしまう。もう少し長い目で見たい

なお、今回のメンバーの中で次走、好走する可能性が高い馬は、以下になります

その馬の名(D)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

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評価→やや出負け。血統△。展開△。直線前詰まる。GIの瞬発力勝負になったらディープやキンカメにかなわない。しかも直線で伸びない内をつき、挙句詰まるという最悪の競馬だった。見直し可。GIよりGII、GIIIで瞬発力以外を求められる条件に出てきた時が狙い目

なお、メルマガ『実践的血統学』では全重賞を含む、全芝レースの回顧(馬別)を行っています。(↓↓サンプル↓↓)

京成杯2

このレースで6着以下だった馬や、重賞以外に出走した馬の評価が気になる方はぜひご購読を。次走の穴馬は6着以下に隠れていることが多いので、チェックしてみてくださいねー!

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2017年への教訓

・基本的にベタなクラシック血統が普通に走るレース

・外枠有利、差し競馬になりやすい