今回は皐月賞2016の検証をしていきます。
前回は皐月賞の予想のポイントについて書いたので、出走予定馬と照らしあわせていきたいと思います。どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
どの馬が買えるのか、買えないのか、見ていくことにしましょう!
皐月賞の出走予定馬と予想オッズ
人気 | 馬名 | 予想オッズ |
---|---|---|
1 | リオンディーズ | 2.5 |
2 | マカヒキ | 2.8 |
3 | サトノダイヤモンド | 3.2 |
4 | エアスピネル | 12.4 |
5 | マウントロブソン | 21.0 |
6 | ディーマジェスティ | 23.2 |
7 | ロードクエスト | 23.9 |
8 | アドマイヤダイオウ | 31.2 |
9 | ナムラシングン | 89.8 |
10 | ドレッドノータス | 159.1 |
11 | プロフェット | 210.9 |
12 | ミライヘノツバサ | 242.6 |
13 | ウムブルフ | 346.5 |
14 | ジョルジュサンク | 388.1 |
15 | ミッキーロケット | 404.3 |
16 | リスペクトアース | 441.1 |
17 | ラグルーラ | 746.4 |
18 | ユニゾンデライト | 808.6 |
19 | トーアライジン | 882.1 |
20 | アドマイヤモラール | 1212.9 |
21 | サイモンゼーレ | 1386.2 |
22 | ワイルドゲーム | 1617.2 |
こんな感じですね。なお、出走予定登録馬は以下のとおりです。
では、上位人気馬を見ていくことにしましょう。
リオンディーズ
弥生賞の回顧↓↓
負けはしたが、素晴らしい競馬、素晴らしい前哨戦だった。(外枠から発走して引っかかったとはいえ)差して2歳王者になった馬を先行させるという、さすがミルコ・デムーロ騎手という騎乗。キンカメ産駒は先行する競馬を経験させると次走へ向けた期待値が高くなる。負けはしたが、前哨戦としたら最高の競馬だった。
ペースが厳しくなる皐月賞ではかかって余計な力を消費するリスクが少なくなるし、内枠を引けたならより◎。皐月賞へ向けていい競馬をしたのは「リオンディーズ>マカヒキ」と見る
ということで前走を評価する必要はあっても、落とす必要はなし。
改修後の中山ではキングカメハメハ産駒が絶好調ですしね。去年もドゥラメンテが勝ちました。軸馬としては堅実でしょうね。
マカヒキ
弥生賞の回顧↓↓
やや出負け。今週は時計が速かったとはいえ、弥生賞レコードとなるタイムでリオンディーズを負かしたのだから評価しないわけにはいかない。GI級。例年なら最低でもクラシック1冠クラスの力はある。とはいえ、手放しでほめられる内容かというと、そうでもない。中盤で緩んで切れ味が活きる展開になった。要するにここ2走と同じような競馬になったことが幸いした面があった。
持続力が求められるレースに対応できるか、という点に関しての評価は持ち越し。よりペースが厳しくなり多頭数になる皐月賞へ向けて課題を残したと言える。リオンディーズとの比較で言うと、ライバルのほうが収穫の多い競馬だった
ということで一貫したペース(追走するのに脚を使わなければいけない展開)になった時も同じようなパフォーマンスを発揮できるかどうかは未知数ですね。
また、多頭数の競馬を経験したこともありません。中山は差せる馬場状態ですが、基本的に後ろから行く馬というのは不利を受けやすい。それは現代競馬において、鉄則です。
皐月賞は多頭数の競馬でペースも流れやすいですから、普通に考えて前走から条件が良くなる、ということはないでしょう。
サトノダイヤモンド
きさらぎ賞の回顧↓↓
期待通りの素晴らしい走り。折り合いよし、レースセンスよし、終いよし。圧倒的な能力とポテンシャル。何より素晴らしいのは欠点らしい欠点がないこと。久々に出た完全無欠タイプのスターホース。1分46秒9は破格のタイムで、ダービー馬になる資格を持った馬だと思う。
あえて不安要素を挙げるとするなら、今回少頭数でペースも流れるという何の不利もない競馬を経験したことか。次が皐月賞ならフルゲートになるため、競馬としてはやりづらくなる。また、お父さんの年のクラシックと違って今年はライバルたちが相当強い。水準としてはエイシンフラッシュやヴィクトワールピサの年くらい。その中でも抜けた存在ではあるものの、たぶん断然の人気を集めることになる。となると、人気ほど実力差に開きがない、という現象が起こるだけに、馬券的には取りこぼしも考慮するべきか。
まぁこの馬に関しては馬券云々ではなく、イチ競馬ファンとして今後の行方を見守りたいし、楽しみたい。だって、カッコイイじゃない!あんな走りされたらファンになっちゃうよ!
と、テンションの高い回顧になっていますが(笑)、それほど前走の走りは格好良かった。
もちろん、馬券を買う上でそういった心理は省きます。回顧で書いたように前走が何の不利もなかった中でのレースだったというのは覚えておきたい。
ただし、この馬は操作性が高い。2戦目の阪神2000m(旧エリカ賞、多頭数のコーナー4回)も難なくこなしていますし、マカヒキほど脚質的な不安はありません。能力は言わずもがな。
この馬が崩れるパターンとして考えられるのは、内枠で揉まれてペースが緩んで差し比べになった時くらいですかね。単純な瞬発力勝負だとマカヒキらに敵わないので、外目の枠を引きたいところ。
上位人気の評価はこんなところ。
なお、3頭の序列は以下だと考えていますです。
その馬の名(C)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)
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