今回は富士ステークスの検証をしていきましょう。
富士Sでポイントとなるデータをまとめてみました。結構、面白い傾向が出ている重賞なので、しっかりとおさえて予想の参考にしていきましょう!
富士Sのポイント
このレースで気をつけてたいのは以下のテンですね。(「テン」がカタカナ変換されるあたり、僕のPCが競馬漬けなことを感じさせますw。点、です)
・差し馬の期待値が高い
・休み明けは割引
期待値が高い脚質
まず富士Sの特徴として「差し馬の期待値が高い」という点が挙げられます。
最近はエアレーションによる馬場づくりによって差し馬が台頭することがありますが、基本的に現代競馬は先行馬が有利です。差し馬に比べて不利を受けるリスクが少ないですからね。
しかし、富士Sでは差し馬がいい成績を残す傾向にあります。
以下は前走の脚質別の成績です。
逃げ、先行(2−3−1−40) 複勝率12% 複勝回収値45
中団、後方(8−7−9−97) 複勝率19% 複勝回収値131
ご覧のとおり、前走後ろから競馬を進めた馬が圧倒的に良い成績を残しています。
この時期の東京は差しが決まることが多く、実際に先週も外差し馬場でした。
特に人気薄の差し馬は警戒しておく必要があります。
休み明けは割引
あまり休み明けの馬が走らないというのも特徴ですね。
10週以上の休み明け(2−3−2−64)
複勝率10% 複勝回収値92
ポイントは複勝回収値が高いのに、複勝率が極端に低いこと。
人気薄が大駆けすることはあるんですが、人気馬たちは人気を裏切ることが多いんです。
実際、過去10年で2番人気以下に支持された馬は9頭いましたが、全頭馬券圏外になっています。
休み明けで人気に支持されるということは、実績馬ということ。実績馬にとって富士Sはマイルチャンピオンシップなどへのたたき台ですから、そこまで仕上げてこないんです。
しかも本当に強いマイラーなら富士Sではなく、毎日王冠や天皇賞秋、あるいは翌週のスワンSを使います。富士Sに出てくるという時点で、それほど強くない。それほど強くない馬が仕上げてこなかったら、馬券圏外にとんでも不思議ではないということですね。
で、今年は「先行馬」かつ「休み明け」の馬が出てくるんです。しかも人気になりそう。ということで、この馬は基本的に嫌う方向で考えたいと思っています。
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血統傾向も合っていないですし、前走のレベルもそれほど高くなかったので、ここでは危ないのでは?