今回は2015年のシリウスステークスの検証していきましょう。

今年のシリウスSはダート路線に転向してから才能を開花させたダノンリバティ、チャンピオンズカップ2着のナムラビクター、前走初ダートながら完勝したアウォーディーらが出走予定です。

どの馬が王者に近いのか? 考察していきましょう。



シリウスSの予想オッズ

人気 馬名 予想オッズ
1 ダノンリバティ 2.4
2 ナムラビクター 2.7
3 アウォーディー 6.8
4 ランウェイワルツ 8.4
5 キクノソル 10.3
6 ニホンピロアワーズ 18.6
7 トウケイヘイロー 26.6

この辺りが上位人気になる馬たちですね。

ダノンリバティはダートに転向後、レパードS2着、BSN賞勝利と着実に結果を出しています。

もともと近親にヴァーミリアンやソリタリーキングらがいる“ダート一族”ですからね。ポテンシャルが高いことは間違いないでしょう。

キングカメハメハ産駒は近3年で3頭が馬券になっていますから適性もあるはず。引き続き好勝負が望めるでしょう。

ナムラビクターはこの路線の安定勢力ですね。昨年のシリウスSでは58キロを背負って2着。阪神ダート2000mでは2勝、2着1回とパーフェクト連対ですから、無理に嫌える要素はないように思えます。

アウォーディーは前走初ダートながら完勝しました。半妹のアムールブリエはエンプレス杯など地方重賞2勝と、ポテンシャルはあるそう。

ただし、ジャングルポケット産駒はスタミナがある一方でパワー不足に陥りがちで、ダートの上級条件になるとパフォーマンスを落とす傾向にあります。この馬は500キロの雄大な馬体を持っているので一定のパワーを持っているでしょうが、ジャンポケ産駒はJRA重賞未勝利なだけに……。

他の人気馬2頭に比べると適正は落ちますね。

ランウェイワルツは距離の壁があるんじゃないかなぁと疑惑を持っています。ゴールドアリュール産駒は2000m以上の上位条件(OP以上)になると、(2−2−2−19)で複勝率24%、複勝回収値44とパフォーマンスを落とす傾向にあるのでね。

という感じで1、2番人気はまずまず信頼性が高そう、その次のグループは初ダートのトウケイヘイローや衰えが著しいニホンピロアワーズまで含めてちょっと微妙そう。人気馬プラスピンポイントで大穴を狙うレースになるんじゃないかなぁと思ってます。

ちなみに、パッと見、穴馬として面白そうなのがこの馬ですね。

その馬の名(C)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

人気ブログランキング内で公開中!
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)

前走はスタート後につまずいて大幅にロスが生じた中で追い上げて4着。前前走はこの馬にしては速いペースを追走して早々に沈んでしまいました。

今回は中盤が緩んで脚を溜める時間がある条件なので、展開さえハマれば一発あるかもしれませんよ?