先週のダービーは本命を打ったサトノクラウンが期待通りに激走してくれた。しかし、同じ「サトノ」のサトノラーゼンを「あまりにも期待値が低すぎる」と判断して買い目から外してしまったため、的中とはならなかった。
もちろん、サトノラーゼンが買えることは分かっていたが、
・本質的にローカルGIIIタイプ(ダービーで買うタイプか疑問)
・京都新聞杯組の期待値の低さ
・ディープインパクト産駒による過剰人気
・1枠1番の過剰人気
などなどが重なったため、購入は控えた。結果的にこの判断は間違っていたわけだが、こういう過剰人気馬はできるだけ買わないほうがいいわけで、あまり後悔はしていない。
サトノクラウンに本命を打った理由は以下である。
本命はサトノクラウンに打つ。全頭診断で書いたように、血統的に強調できる。
父マルジューは欧州のマイルGI馬。英1000ギニー(GI/芝1600m)、英オークス(GI/芝2400m)、愛ダービー(GI/芝2400m)などを制した女傑サルサビルの半弟という良血馬だ。
母系は短距離GI馬を輩出していて、父、母系のバランスがとてもいい。
何より皐月賞の内容から、一番好転が期待できるのがこの馬だ。
さらに付け加えると、東京スポーツ杯2歳Sの内容を評価したい。終始詰まりながら勝ち切った点は評価できるし、1分48秒を切るタイムというのもレベルの高いレースだった裏付けといえる。
詰まっていなければ、圧勝していたはずで、GI級の力を持っていることは明らかだった。
血統、前走の不利、馬の能力、さらに勢いのある堀厩舎にルメール騎手とくれば、不安要素はほとんどない。
以上。
なお、目黒記念は◎レコンダイトから3連単をヒット。
■東京12R 目黒記念/勝負度D 波乱度C
◎02 レコンダイト → 2着
○10 ニューダイナスティ
▲01 ヒットザターゲット → 1着
☆17 メイショウカドマツ → 4着
△03 ファタモルガーナ → 3着
△08 トウシンモンステラ
×09 ヴァーゲンザイル
×12 ムスカテール
メイショウカドマツが3着なら3連単30万馬券だったが、悪くない予想だった。勝負度が低かったのは残念であるが、的中報告も届いているため、貢献できてよかったと思うことにする。
ダービーが終わり、ひとつの節目となったが、今週も競馬は続いていく。
しっかり検証し、しっかり予想するサイクルを忘れずに、競馬の楽しさと奥深さを皆様に伝えていければと思っている。
今後とも、よろしくお願い致します。
さて、今週は春の古馬マイル王決定戦の安田記念が開催される。
私が今考えている現時点での本命候補はこの馬だ。
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前走、極端すぎる競馬をしている点は気に入らないが、この馬の父の好走条件に該当。実力的にも悪くないため、本命候補の筆頭と考える。