今回は日本ダービーの有力馬診断を行っていこう。

ドゥラメンテ、リアルスティール、レーヴミストラルに続いて取り上げるのはキタサンブラックだ。皐月賞で3着に食い込んだブラックタイド産駒はダービーで輝けるのか。

馬券的な観点から見て、どのように扱っていけばいいのだろうか? 見ていくことにしよう。

キタサンブラックの信頼度

個人的にはかなり好きな馬だ。

ブラックタイド産駒は地味ながら能力が高い。能力が高いのに人気にならない、穴党にとって最高の馬といえるのだ。

実際、キタサンブラックのキャリアを振り返ってみると……

新馬 1着(3番人気)
500万下 1着(9番人気)
スプリングS 1着(5番人気)
皐月賞 3着(4番人気)

ご覧のとおり、すべて人気より走っている。というか、1、2番人気になったことすらないのだから驚きだ。

何より魅力なのは機動力である。しっかりとスタートを決めて好位置をキープして押し切る。先行、内枠が絶対的に有利な現代競馬で最も結果を残しやすい“王道の競馬”ができる。よって、内や先行馬が有利になりやすいダービーでもチャンスはあると考えていい。

ただし、マイナスファクターがないわけではない。むしろ、致命的なマイナス要素もちらほら見受けられる

例えば2010年以降、2000m以上の芝重賞における●●●●●●●の成績は……

(0―1―3―14)
勝率0%
複勝率22%
単勝回収値0
複勝回収値50

ご覧のとおり、1頭も勝っていないし、ほとんど走っていない。

さらにもうひとつ。同じく2010年以降に東京芝2000から2400mにおける●●●●●●●の成績は……

(1―2―2―37)
勝率8%
複勝率23%
単勝回収値62
複勝回収値77

こちらもとても期待値が低い。キタサンブラックはこの両方に合致してしまっている

世代で屈指の力を持っているし、脚質的にも強調できるが、軸馬として買うまではどうか、という位置づけにしておこう。詳細はメルマガで

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なお、日曜日は雨予想が出ている。どの程度の雨量かは分からないが、仮に馬場が渋った場合に買いたい馬といえばこの馬だ。

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血統的にも脚質的にも、馬場が渋ったら台頭する可能性がある。警戒しておきたい。