今回は皐月賞の有力馬診断を行っていこう。

サトノクラウンとリアルスティール、ドゥラメンテ、ブライトエンブレムに続いて取り上げるのはベルーフだ。ステイゴールドやフェイムゲーム、ショウナンパンドラらの近親という良血馬。

馬券的な観点から見て、どのように扱っていけばいいのだろうか? 見ていくことにしよう。

なお、皐月賞の徹底検証はメールマガジンで行っていく。競馬の本質に迫り、複数のファクターと多角的な角度からの分析によってこのレースを丸裸にしていく。興味がある方はこちらに登録を。

PayPalから申しこめば2週間は完全無料で購読できるため、その期間にこのメルマガの価値を見定めて貰えれば幸いだ。

JINの勝ち組育成メルマガ

ハービンジャー産駒の扱い

ベルーフはとても難しい馬だ。血統背景はいい。近親にGIで好走している馬が何頭もいるし、スケール感もある。

ハービンジャー産駒にとって中山芝2000mという舞台はベストに近い。そう考えると、素直に評価したいところだ。

前走のスプリングステークスでは内々を回ったが、4コーナーからスピードアップを要求されるところで追走に苦労し、伸び切れずに4着となった。明らかに距離が伸びたほうがいいタイプで、今回は上積みが見込める

しかし、ハービンジャー産駒はどうしても勝ちきれなかったり、ジリ貧だったりすることが多い。

事実、ハービンジャー産駒で2勝以上挙げている馬はわずかに2頭しかいない。ベルーフとトーセンバジル以外にも良血馬は5万といるが、1勝以下にとどまっている。

ロカがいい例だ。阪神ジュベナイルフィリーズは例外として、重賞でしっかりと好走している。特にクイーンカップとチューリップ賞はレベルが高いレースだった。しかし、好走はするが勝ち切れずに桜花賞へ進めず、忘れな草賞でもディープインパクト産駒のミッキークイーンの後塵を拝して2着に終わっている。

出られればオークスで有力馬の1頭になりそうだが、いかんせ勝ち切れない。

そう考えるとベルーフも大きな期待を寄せていいのか、疑問が生まれてくる

さらにこの馬、深く検証していくと、クラシックを目指す上で致命的なデータに該当している。2000年以降、このデータに該当した馬の皐月賞とダービーにおける成績は……

(2―7―7―104)
勝率1.7%
複勝率13%
単勝回収値7
複勝回収値34

ご覧のとおり、極めて期待値が低い。そう考えると、ベルーフが1着でゴール板を駆け抜ける可能性はかなり低そうだ。

プラスファクターとマイナスファクターの両方を持っているため、しっかりと精査して取捨選択を決めたい。上記のデータの詳細や血統評価はメルマガで。

ちなみに上記の致命的なデータに該当している馬をもう1頭挙げておこう

その馬の名(E)は↓↓(ランキング内で『アルファベット→馬名』の順で記載)

人気ブログランキング内で公開中!
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)

血統的には成長力が期待できるものの、このデータに該当しているのだからあまり大きな期待はかけられない。