今回は皐月賞の有力馬診断を行っていこう。
サトノクラウンとリアルスティール、ドゥラメンテ、ブライトエンブレムに続いて取り上げるのはベルーフだ。ステイゴールドやフェイムゲーム、ショウナンパンドラらの近親という良血馬。
馬券的な観点から見て、どのように扱っていけばいいのだろうか? 見ていくことにしよう。
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ハービンジャー産駒の扱い
ベルーフはとても難しい馬だ。血統背景はいい。近親にGIで好走している馬が何頭もいるし、スケール感もある。
ハービンジャー産駒にとって中山芝2000mという舞台はベストに近い。そう考えると、素直に評価したいところだ。
前走のスプリングステークスでは内々を回ったが、4コーナーからスピードアップを要求されるところで追走に苦労し、伸び切れずに4着となった。明らかに距離が伸びたほうがいいタイプで、今回は上積みが見込める。
しかし、ハービンジャー産駒はどうしても勝ちきれなかったり、ジリ貧だったりすることが多い。
事実、ハービンジャー産駒で2勝以上挙げている馬はわずかに2頭しかいない。ベルーフとトーセンバジル以外にも良血馬は5万といるが、1勝以下にとどまっている。
ロカがいい例だ。阪神ジュベナイルフィリーズは例外として、重賞でしっかりと好走している。特にクイーンカップとチューリップ賞はレベルが高いレースだった。しかし、好走はするが勝ち切れずに桜花賞へ進めず、忘れな草賞でもディープインパクト産駒のミッキークイーンの後塵を拝して2着に終わっている。
出られればオークスで有力馬の1頭になりそうだが、いかんせ勝ち切れない。
そう考えるとベルーフも大きな期待を寄せていいのか、疑問が生まれてくる。
さらにこの馬、深く検証していくと、クラシックを目指す上で致命的なデータに該当している。2000年以降、このデータに該当した馬の皐月賞とダービーにおける成績は……
(2―7―7―104)
勝率1.7%
複勝率13%
単勝回収値7
複勝回収値34
ご覧のとおり、極めて期待値が低い。そう考えると、ベルーフが1着でゴール板を駆け抜ける可能性はかなり低そうだ。
プラスファクターとマイナスファクターの両方を持っているため、しっかりと精査して取捨選択を決めたい。上記のデータの詳細や血統評価はメルマガで。
ちなみに上記の致命的なデータに該当している馬をもう1頭挙げておこう。
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血統的には成長力が期待できるものの、このデータに該当しているのだからあまり大きな期待はかけられない。