今回は中山牝馬ステークスの出走予定・登録馬を見ていこう。

中山芝1800mという特殊な舞台で行われる牝馬限定のハンデ重賞――。

波乱の要素が満載で、荒れないほうがおかしいレースといえる。どんなメンバーが集っているのか? まずは出走メンバーを確認していこう。

2015年 3月15日(日) 2回中山6日目 17頭 [仮想出馬表]
【11R】  第33回ローレル競馬場賞中山牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ)(牝)(国際)[指定] 芝1800m (A)

馬名 性齢 斤量
アイスフォーリス 牝6 54 ステイゴールド
ウイングドウィール 牝6 52 シンボリクリスエス
エバーブロッサム 牝5 54 ディープインパクト
オメガハートロック 牝4 53 ネオユニヴァース
グレイスフラワー 牝6 52 ダイワメジャー
ケイアイエレガント 牝6 56 キングカメハメハ
ケイティバローズ 牝5 51 マンハッタンカフェ
サクラプレジール 牝5 52 サクラプレジデント
シャトーブランシュ 牝5 53 キングヘイロー
スイートサルサ 牝5 54 デュランダル
ソーミラキュラス 牝5 54 フジキセキ
バウンスシャッセ 牝4 54 ゼンノロブロイ
パワースポット 牝7 53 スズカマンボ
フレイムコード 牝6 50 タヤスツヨシ
ブランネージュ 牝4 54 シンボリクリスエス
マイネグレヴィル 牝4 52 ブライアンズタイム
ミナレット 牝5 53 スズカマンボ

勢力図を予想

中心になるのはケイアイエレガントだろう。前走、京都牝馬ステークスを制し、昨年の中山牝馬Sでは2着になっている。ヴィクトリアマイルで6着になるなど、GIでも力を示している。

能力と舞台適性はありそうだ。前走、56キロを克服していることも大きい。当然、有力になるだろう。

中山金杯で牡馬相手に5着と好走したアイスフォーリスも人気の一角だ。ただこの馬、前走こそ走ったものの、中山では人気を裏切る傾向にある。14回走って(0−3−0−11)。一方、東京では3勝、オークスで3着と、明らかに東京での信頼性が高い。中山では信頼しすぎないほうがいいだろう。

愛知杯3着のスイートサルサも有力だ。しかし、この馬も中山ではどうか? キャリア15戦中14戦が東京、新潟、中京と、直線が長いコースしか経験していない。中山ではフェアリーステークスで5着止まり。適正はどうだろうか?

あとは昨年のクラシック路線で活躍したバウンスシャッセブランネージュ、愛知杯4着のシャトーブランシュあたりも有力だろう。

なお、現時点での本命候補はこの馬だ。

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現在の馬場にあっていて、中山牝馬Sの好走血統にも合致。中山での好走歴もあり、人気もなさそう。となると、狙ってみたくなる。