今回はデイリー杯クイーンカップの好走血統を見ていこう。
桜花賞へ向けた3歳牝馬の戦いで狙うべき血とは何なのだろうか? 探っていくことにしよう。
クイーンカップ│過去5回好走馬血統
着 | 馬名 | 人 | 種牡馬 | 母父馬 |
---|---|---|---|---|
1 | フォーエバーモア | 1 | ネオユニヴァース | Pentelicus |
2 | マジックタイム | 3 | ハーツクライ | ブライアンズタイム |
3 | ニシノアカツキ | 5 | オペラハウス | アグネスタキオン |
1 | ウキヨノカゼ | 4 | オンファイア | フサイチコンコルド |
2 | スイートサルサ | 3 | デュランダル | Grand Lodge |
3 | イリュミナンス | 2 | マンハッタンカフェ | トニービン |
3 | ジーニマジック | 8 | ダイワメジャー | Alzao |
1 | ヴィルシーナ | 2 | ディープインパクト | Machiavellian |
2 | イチオクノホシ | 1 | ゼンノロブロイ | Kendor |
3 | エクセラントカーヴ | 6 | ダイワメジャー | A.P. Indy |
1 | ホエールキャプチャ | 2 | クロフネ | サンデーサイレンス |
2 | マイネイサベル | 5 | テレグノシス | サンデーサイレンス |
3 | デルマドゥルガー | 4 | リンカーン | ジェイドロバリー |
1 | アプリコットフィズ | 1 | ジャングルポケット | サンデーサイレンス |
2 | プリンセスメモリー | 10 | スウェプトOB | バブルガムフェロー |
3 | テイラーバートン | 2 | ジャングルポケット | ノーザンテースト |
集計期間:2010. 2.20 ~ 2014. 2.18
持続力の血
まず注目したいのはグレイソヴリンだ。過去5年すべての年でグレイソヴリンの血を持った馬が好走している。
マジックタイム 父母父トニービン(グレイソヴリン系)
イリュミナンス 母父トニービン
イチオクノホシ 母父Kendor(グレイソヴリン系)
マイネイサベル 父テレグノシス(グレイソヴリン系)
デルマドゥルガー 父母父トニービン
アプリコットフィズ 父ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
テイラーバートン 父ジャングルポケット
ご覧のとおり、好走馬16頭のうち、7頭がグレイソヴリンの血を内包していた。
東京は直線が長いため、キレ味とともに持続力が求められる。グレイソヴリンは持続力の血であるため、持っていれば長くいい脚を使える馬になることが多いのだ。
よって、まずはグレイソヴリンに着目してみるべきだろう。
父非サンデー系の台頭
もう一つ注目したいのは、東京マイルの近年の傾向だ。
東京のマイル重賞では父非サンデー系が台頭しやすい。言い方を変えると、父サンデー系で決着することはほとんどない。
先週の東京新聞杯は父非サンデー系のアルフレード(父シンボリクリスエス)とフルーキー(父リダウツチョイス)が2、3着。
昨年のアルテミスステークスは父アルデバランIIのトーセンラーくが穴を開けたし、その前の富士ステークスでは父キングヘイローのシャイニープリンスが激走した。
昨年の安田記念で16番人気のグランプリボス(父サクラバクシンオー)が、NHKマイルカップでは17番人気のタガノブルグ(父ヨハネスブルグ)と12番人気のキングズオブザサン(父チチカステナンゴ)が大穴を開けたのは記憶に新しい。
つまり、東京新聞杯のマイル重賞では父非サンデー系が穴を開ける期待値が高いわけだ。
・グレイソヴリン
・父非サンデー系
この条件に該当する馬は注意しておくべきだろう。
なお、今年の出走馬でこの条件を完全に満たしている馬が1頭いる。抽選組のため、出走できるかわからないが、出てきたら重たい印を打つべきだろう。
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