今回はアメリカジョッキークラブカップに出走するゴールドシップについて考えていこう。

3歳時に有馬記念を制し、2年連続で3着に入っている。中山では(2−0−2−0)とパーフェクト。そんなゴールドシップに死角はあるのだろうか?

ゴールドシップの取捨選択

結論から言えば、ゴールドシップの優位性は揺るがない

ゴールドシップは東京と京都を苦手にしているが、中山と阪神では抜群の安定感を誇っている。

中山・阪神(7−1−2−0)
東京・京都(2−0−0−5)

ご覧のとおり、中山、阪神ではパーフェクト。ちなみに洋芝でも(2−2−0−0)と、とにかく重たい芝のレースが得意なのだ。

前走の有馬記念では1番人気を裏切っているが……

・外枠だったこと
・コーナーで外を回ったこと
・超スローペースだったこと

この3つを考慮すれば、3着に入ったのはむしろ立派だった。

今年で6歳ということで、年齢がネックになりそうだが、AJCCは高齢馬の台頭が期待できるレースだ。

昨年は6歳馬のヴェルデグリーンとサクラアルディートがワンツー。2年前は8歳馬のトランスワープが2着に入り、2011年は8歳馬のミヤビランベリとネヴァブションが2、3着だった。

2010年に至っては7歳馬のネヴァブションが勝利し、8歳馬のシャドウゲイトが2着、7歳馬のトウショウシロッコが3着だった。

つまり、年齢や実力より、中山芝2200mへの適性が重要になる。ゴールドシップの中山適性の高さを考えれば、外すわけにはいかない。ということで、ゴールドシップには重たい印を打とうと考えている。

ゴールドシップが走る可能性が高いということは、穴馬を絞って点数を抑える必要がある。メルマガでは穴馬の選定作業を徹底的に行なっていくので、期待していてほしい。

なお、この馬は穴馬候補の筆頭として考えている。

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