今年の有馬記念の枠順発表は、JRA史上初の公開抽選で行われる。
会場には競馬ファンを代表してニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が登場するなど、華やかな雰囲気が漂う。
当ブログでは枠順発表を随時、速報でお伝えしていく。随時、更新していくため、テレビ中継が見られない方も、こちらでご覧いただければと思う。では、以下が枠順と、枠順の考察だ。
有馬記念枠順
1枠1番 トーセンラー
1枠2番 ヴィルシーナ
2枠3番 ワンアンドオンリー
2枠4番 ジェンティルドンナ
3枠5番 ラキシス
3枠6番 トゥザワールド
4枠7番 ラストインパクト
4枠8番 メイショウマンボ
5枠9番 ウインバリアシオン
5枠10番 フェノーメノ
6枠11番 サトノノブレス
6枠12番 デニムアンドルビー
7枠13番 エピファネイア
7枠14番 ゴールドシップ
8枠15番 ジャスタウェイ
8枠16番 オーシャンブルー
なんといってもエピファネイア、ゴールドシップ、ジャスタウェイといった人気馬が7、8枠に入った。波乱の可能性が高まったということができるのではないだろうか。
枠順の明暗
有馬記念は明確に“枠順の明暗”があるレースだ。まずは枠順別の成績を見てみよう。
枠番別集計
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2- 2- 0-12/16 | 12.5% | 25.0% | 65 | 51 |
2枠 | 1- 1- 1-14/17 | 5.9% | 17.6% | 307 | 106 |
3枠 | 2- 2- 1-13/18 | 11.1% | 27.8% | 15 | 68 |
4枠 | 0- 3- 3-14/20 | 0.0% | 30.0% | 0 | 108 |
5枠 | 2- 1- 2-14/19 | 10.5% | 26.3% | 111 | 82 |
6枠 | 1- 0- 1-18/20 | 5.0% | 10.0% | 11 | 70 |
7枠 | 1- 0- 2-17/20 | 5.0% | 15.0% | 13 | 31 |
8枠 | 1- 1- 0-18/20 | 5.0% | 10.0% | 13 | 120 |
集計期間:2004.12.26 ~ 2013.12.22
内〜中枠はまずまず。一方で6枠から外は好走率がワースト3だ。
では穴馬はどの枠から出ているのか? 4番人気以下の馬たちに絞って成績を見てみよう。
枠番別集計
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 1- 0- 9/10 | 0.0% | 10.0% | 0 | 36 |
2枠 | 1- 1- 1-13/16 | 6.3% | 18.8% | 326 | 113 |
3枠 | 0- 1- 1-10/12 | 0.0% | 16.7% | 0 | 75 |
4枠 | 0- 2- 2-13/17 | 0.0% | 23.5% | 0 | 107 |
5枠 | 1- 0- 1-12/14 | 7.1% | 14.3% | 122 | 71 |
6枠 | 0- 0- 1-16/17 | 0.0% | 5.9% | 0 | 74 |
7枠 | 0- 0- 1-16/17 | 0.0% | 5.9% | 0 | 19 |
8枠 | 0- 1- 0-16/17 | 0.0% | 5.9% | 0 | 134 |
集計期間:2004.12.26 ~ 2013.12.22
ご覧のとおり、やはり内〜中枠がいい。なお、外枠から馬券圏内に突っ込んできた穴馬は3頭。
トゥザグローリー
アドマイヤモナーク
リンカーン
トゥザグローリーの年は圧倒的に先行馬が有利な流れとなったため、粘り込むことができた。
アドマイヤモナークの年は1番人気のダイワスカーレットが先行馬を潰したため、後方一気がハマった。
リンカーンの年も基本的に前残りの流れだった。加えて鞍上の横山典弘騎手が1コーナー付近で馬を内に入れ、距離ロスを防ぐという超絶好騎乗をしていた。
よって、基本的に内〜中枠に入ることがベスト。外枠に入った馬は展開的に恵まれない限り、厳しい。
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