前回の新潟2歳Sの検証ではレースラップを紐解いた。

ラップの特徴からどのような馬を狙っていくべきなのか、明確にわかったと思う。

今回は血統面にスポットを当てていこう。

血統的に強調できるのは……

新潟2歳Sは前半から速い脚を使わされ、なおかつ長い直線で持続的な脚を要求される。つまり、とてもタフなコースで、2歳の若駒たちにとっては相当厳しいレースというわけだ。

当然、血統的にはスタミナを持った馬が強調できる

特に欧州の芝中長距離GIで実績のある種牡馬の血を持った馬が毎年のように好走している。

2013年
1着 ハープスター
母父ファルブラヴ
→ミラノ大賞典など欧州中距離GI6勝

3着 ピークトラム
父チチカステナンゴ
→パリ大賞など欧州中距離GI2勝

2012年
1着 ザラストロ
父ホワイトマズル
→凱旋門賞、キングジョージ2着

3着 サウンドリアーナ
母父ダンシングブレーヴ
→凱旋門賞など欧州芝GI4勝

2011年
1着 モンストール
母母父ラシアンルーブル
→父ニジンスキーは英3冠馬

2着 ジャスタウェイ
父ハーツクライ
→キングジョージ3着、母父トニービンは凱旋門賞馬

3着 クイーンアルタミラ
父バゴ
→凱旋門賞など欧州芝GI5勝
母父コマンダーインチーフ
→英ダービーなど欧州芝GI2勝

過去3年だけ振り返ったが、ほとんどの好走馬がスタミナの血を持っていた。今年もこのスタミナの血がレースのカギを握ることは間違いないだろう。

例えばスタミナの血を持ったこの馬は、有力馬の1頭と考えて良さそうだ。

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