全頭診断その2

今週は中京記念の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。

「好走血統」に加えて「ハイレベルレース検証」や「枠順の明暗」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第2弾。なお、

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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。

中京記念全頭診断その2

※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください

5−9 クロフネサプライズ
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5−10 ダイワマッジョーレ
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6−11 マイネルディアベル
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6−12 オリービン(C)
父ダイワメジャー、母父Zilzalという血統。

父のダイワメジャーは安田記念、マイルチャンピオンシップ(2回)を制したマイルGI馬だ。母父のZilzalもサセックスSやクイーンエリザベス2世SといったマイルGIを制している。過去の好走血統に合致しているいうわけだ。

ただそれだけでは弱い。

特注血統や夏季特注血統を持っていないことため、特別強調することは難しい

また、夏季特注血統を持っていないことが影響してか、「冬馬」の可能性が高い。

これまでのキャリアを振り返ってみると、明確な好走の周期がある。

10〜3月(4−4−2−6)
4〜9月(0−2−0−10)

ご覧のとおり、比較的寒くなる10月から冬場、寒さが残る3月までは優秀な成績を残している。

一方、暑い季節になると全く結果が出ていない。

ダイワメジャーのコース適性もあまり高くないだけに、手が出しづらい馬だと判断する。

7−13 サトノギャラント
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7−14 ミッキードリーム
父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスという血統。

父のキングカメハメハは2年連続2着の好走血統。当コースを得意としていて、2013年以降の成績は……

◆キングカメハメハ産駒成績
集計期間:2012. 3. 3 ~ 2014. 7.13
——————————————–
着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
——————————————–
5- 8- 3-20/36 13.9% 44.4% 160 131
——————————————–

ご覧のとおり、優秀な成績を残している。

母系にはトニービンの血を持っていて、特注血統に合致。血統的には何の文句もない

2012年以降、馬券になっているのは中京や阪神のマイル戦。この2つに共通するのは、どちらも馬場がタフで差しが届きやすいということだ。

そういう意味でここ最近使われているレースはこの馬の適性にあわない。

今回は久々にベスト条件で使われる。7歳という年齢を考えれば期待は薄いものの、適性的には合うため、おさえて激走を待ちたい1頭だ。

8−15 サダムパテック
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8−16 ダノンヨーヨー(C)
父ダンスインザダーク、母父フォーティナイナーという血統。

前述のとおり、ダンスインザダークは強調できる血ではない。また母系にも強調できる血は見当たらないため、血統面を高く評価することはできない。

2011年以降馬券になっていない8歳馬。最近は重賞で2回連続2着になっていて復調気配を見せている。ただ、この2走にしても掲示板がやっと、という内容だった。

速い上がりを使える馬だが、速い上がりを使おうとすると最後方に構えるなど、極端な競馬をしなければならない。しかし、いくら直線が長い中京とはいえ、最後方からの追い込みは届かないケースがほとんどだ。

実際、上がり最近上がり2位以内を使ったレースはそれぞれ最後方、最後方2番手という極端な位置取りだった。

かといって位置取りを上げれば末脚が鈍るというジレンマを抱えている。今回も相当恵まれない限り、馬券に絡むのは難しいだろう。

ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!

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