底力の血を狙え!
今週の最大目標はヴィクトリアマイルの的中だが、土曜日には京王杯スプリングカップが行われる。
今回はそちらの血統検証を行っていこう。
京王杯スプリングカップの特徴として、「一貫したラップを刻むこと」が挙げられる。
ラップが中盤で緩まないため、息を入れるライミングがない。つまり、スタミナのない馬はバテてしまい、後退していってしまう。だから、スタミナのある馬、血統的にスタミナの裏付けのある馬を買うことが、的中への最短ルートとなる。
実際、過去5年の好走馬を見てみると、ほとんどの馬がスタミナの血を持っていた。具体的には……
・欧州のノーザンダンサー系
・セントサイモン系
また、天皇賞春や菊花賞、欧州の中長距離GIを勝っている種牡馬の血を持っている馬も強調できる。
実際、過去の好走馬を見ていこう。
2013年
1着 ダイワマッジョーレ
母父ローソサエティ(セントサイモン系)
2着 トライアンフマーチ
父スペシャルウィーク(天皇賞春馬)
母父ダンシングブレーヴ(リファール系=ノーザンダンサー系)
3着 ガルボ
父マンハッタンカフェ(菊花賞、天皇賞春馬)
母父ジェネシス(ニジンスキー系=ノーザンダンサー系)
2012年
1着 サダムパテック
母父エリシオ(フェアリーキング系=ノーザンダンサー系)
2着 レオプライム
母母父アレミロード(セントサイモン系)
3着 インプレスウィナー
父フサイチコンコルド(ニジンスキー系=ノーザンダンサー系)
母父ブライアンズタイム(天皇賞春、菊花賞馬を排出)
2011年
1着 ストロングリターン
母母父ニジンスキー
2着 シルポート
父ホワイトマズル(リファール系=ノーザンダンサー系)
3着 ジョーカプチーノ
父マンハッタンカフェ
母父フサイチコンコルド
3年だけ振り返ったが、好走馬は必ずスタミナの血を持っていた。しかも、毎年2頭以上、父か母父にスタミナ色の強い血統を持った馬が好走している。
今年もスタミナ血統馬には注意が必要だ。
となると、好走血統に完全に合致しているこの馬が激走する可能性はかなり高い。
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父、母父ともにスタミナ満点で、1400Mでの実績もある。実力的にGIでは足りないが、GIIのトライアルレースなら力は上位。ここは堅実に走ってくるはずだ。