全頭診断その1
ブログでは桜花賞を検証してきたが、メルマガではより妙味がありそうな阪神牝馬Sの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」、「好走ローテ」など、様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。
なお、完全版は「勝ち組育成メルマガ」でお届けするため、そちらに登録してほしい。
週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
1−1 トーホウアマポーラ
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2−2 ローガンサファイア(C)
父ダイワメジャー、母父アウトオブプレイスという血統。
パワーがあるダイワメジャー産駒だけに合いそうなイメージだが、実際にはそうではない。
過去1年のコース成績は以下のようにあまり良くないし、2回阪神開催における成績も低調だ。
◆過去1年
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種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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ダイワメジャー 3- 2- 2-24/31 9.7% 22.6% 60 80
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◆過去3年、2回阪神開催
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種牡馬 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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ダイワメジャー 2- 0- 2-12/16 12.5% 25.0% 60 85
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さらにローテーションの面で強調できない。【検証2】で行ったように、●●●●●が芳しくないのだ。
自身が当コースで(1−1−0−0)と相性が良いだけに書いたくものあるが、不安要素の多い馬だということを頭に入れておきたい。
3−3 エピセアローム(B)
父ダイワメジャー、母父コジーンという血統。
同じ舞台で行われた前走の阪急杯では血統評価「A」を与えた。結果は9番人気5着と健闘した。
今回も買いたくなるところだが、血統的な評価はやや下がる。
阪急杯が行われた1回阪神開催では、ダイワメジャーが特注種牡馬だった。実際、同じくダイワメジャー産駒のコパノリチャードが逃げ切り勝ちを収めている。
一方、開催が進んだ2回阪神ではそこまで強調できる種牡馬ではない。
もっとも、母系にグレイソヴリンの血を持っているのはプラス材料だ。総合的に判断すると、「B」程度の評価に落ち着く。
ローテーション的にも悪くないし、前走はメンバーがそれなりに揃っていた。そこでも5着は評価して良いはずだ。
ただ、当コースでの成績が(0−0−0−3)、そして前回よりも血統的に向かなう可能性が高いことを考えると、それほど高い評価を下すことはできない。ヒモくらいの評価が妥当だろう。
4−4 スマートレイアー
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4−5 ミナレット(A)
父スズカマンボ、母父ウォーニングという血統。
血統的には面白い。スズカマンボ産駒はダート適性が高く、阪神や中山のような馬場は得意だ。
さらに特注血統である●●●●●を持っている。非常に魅力的な血統構成だ。
ただ、他に強調材料はない。
3走前、中山で勝ち上がった時、血統評価は「A」だった。最高の条件の中での勝利だったのだ。条件が向かない中での強い勝ち方ではなかったということだ。
前走は、後にダービー卿3着になるインプロヴァイズの4着となったが、ここも条件は向いていた。今回も条件は向いているが、強調できない●●●●●というローテーションだ。
加えてジョッキーも心もとない。和田騎手は過去1年で(1−2−0−18)と、当コースで結果を出せていない。うち11頭が5番人気以内だったが、好走したのは3頭のみ。フィリーズレビューでは1番人気だったホウライアキコに騎乗したが、5着に敗れている。
1000万条件馬が激走するためには、多くのプラス要素が重ならなければいけない。面白い穴馬ではあるが、積極的に買うまでには至らない。
5−6 ウリウリ
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ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
その馬の名(I)は→
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