全頭診断その1
今週はフィリーズレビューの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」、「好走ローテ」など、様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
1−1 ベルカント
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1−2 ダンスアミーガ
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2−3 マイネヴァリエンテ(D)
父コンデュイット、母父マイネルラヴという血統。
マイネルラヴはミスプロ系でダートの血は持っている。父コンデュイットというのはネックだ。
イギリスのセントレジャー(日本で言う菊花賞)やキングジョージの勝ち馬であるコンデュイットの持ち味はスタミナ。豊富なスタミナや底力が強調できる舞台でこそ輝きを放つ。そして当然、芝の適性が高い。
先週まででコンデュイット産駒は芝で5勝を挙げていて、2着も11回ある。しかし、ダートでは勝利どころか、連対すらしていない。
ダート適性が求められる舞台では苦戦を強いられる可能性が高い。
ダート実績、1400Mにおける実績もないため、ここではさすがに厳しそうだ。
2−4 アキノクリンチ(A)
父クロフネ、母父Black Tie Affairという血統。
父クロフネは1回阪神で注目すべき種牡馬だ。過去3年で……
(2−2−1−4)
勝率22%
複勝率56%
単勝回収値173
複勝回収値110
ご覧のとおり、秀逸な成績を残している。2012年にはスプリングサンダーが阪急杯で2着になっている。重賞レベルでも活躍できるだけの適性を持っているわけだ。
ただ、いくら血統的に良いといってもこの戦績では買えない。
「ダート適性が求められる」といっても「芝で走れる」という大前提がなければ好走は難しい。
昨年はティズトレメンダスが大穴を開けたが、同馬にしてもデビュー戦は芝で走っていた。アキノクリンチはデビューからダートのみ。加えてここ2走は1秒以上大敗している。しかも今回は連闘だ。
さすがに好走の可能性は低いと言わざるをえない。
3−5 ノーブルサイレント(C)
父マイネルラヴ、母父サンデーサイレンスという血統。
血統的には悪くない。父マイネルラヴはミスプロ系でダート適性が高く、好走血統に合致している。マイネルラヴ×サンデーサイレンスという配合は2006年に当レースで2着に入ったユメノオーラと同じ。激走してもおかしくない血統背景はある。
ただ、この馬は戦績的に買えない。
まずスプリント戦を主戦場としてきて、1400Mでは1回しか走っていない。そこでも3着には着ているものの、負けている。
そして距離延長というローテーションも良くない。
過去10年まで振り返っても、距離延長馬の成績は(2−0−0−36)と振るっていない。しかも馬券圏内に来た2頭の人気を見てみると、それぞれ2、3番人気。つまり、伏兵で馬券圏内に来た馬はゼロということだ。
ある程度力があるスプリンターなら馬券圏内にも来られるが、力がなければ厳しい。
今年はまずまずメンバーが揃っている。その中で好走するというのは、なかなか難しいはずだ。
3−6 シュシュブリーズ(C)
父フジキセキ、母父シンボリクリスエスという血統。
父、母父ともにダートGI馬を輩出している種牡馬で、ダート適性は高い。
しかし、この馬も戦績的に厳しい面がある。
キャリア2戦で使ったのは芝1200Mと芝1600M。●●●●での実績がないというのは大きなマイナスポイントだ。
前走も流れ的には悪くなかったが、8着に敗れている。パフォーマンスは低かった。
前走から3週間しか間隔が開いていないことも不安材料だ。
強調材料が乏しく、特に魅力は感じない。
4−7 ホウライアキコ
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4−8 フクノドリーム
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ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
その馬の名(I)は→
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