全頭診断その1

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今週はフェブラリーSの徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。

「底力について」、「スピードの持続力の重要性」、「血統」など、様々な観点から検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。

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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。春のダート王決定戦のメンバーを切っていこう。

※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください

1-1 ゴールスキー
メールマガジンに掲載

1-2 ベストウォーリア
メールマガジンに掲載

2-3 ソロル(B)
父シンボリクリスエス、母父サンデーサイレンスという血統。

血統面は高く評価できる。ロベルト系の父シンボリクリスエスはサクセスブロッケンを輩出している。また、馬券にはなっていないが、ダノンカモン(2011年4着)やマチカネニホンバレ(2011年5着)など好走馬も送り出している。

また、母母のニキーヤはゴールドアリュールの母(=ゴールスキーの母)で、ダート適性はとても高い。

フェブラリーSに合った種牡馬と言っていいだろう。

中距離でも結果を残していてスタミナは申し分ない。スタミナがありすぎて瞬発力勝負でやや不安があるのはネックだが、ダート近5走中4走で上がり3位以内を使っているのだから全くダメというタイプではなさそう。

全く人気はなさそうだし、買ってみたい1頭だ

2-4 ワンダーアキュート(A)
父カリズマティック、母父プレザントタップという血統。

フェブラリーSで2年連続好走中。そんな馬に血統的に文句をつけられるはずもない

父はストームバード系で好走血統に合致。母系にはセントサイモンの血が流れていて、底力を感じさせる。

中距離で実績があり、フェブラリーSにおける適性も証明済み。

GIでは勝ち切れず、ワンパンチ足りない感は否めないが、それでも確実に走ってくるはずだ。8歳ということもあって人気も控え気味になるはず。買い渋る理由は何もない

3-5 エーシントップ(B)
父テイルオブザキャット、母父アンブライドルズソングという血統。

父はアメリカのダート一流血統であるストームキャット系で好走血統に合致している。スピードに優れたタイプという点でも強調できる。

ただ、この馬もスタミナ面に大きな不安を抱えている。マイルまでの経験しかなく、先行して垂れることもしばしば。前走の根岸Sでも4番手を追走しながら直線で力尽きて1.4秒差の14着に沈んだ。

距離延長+前走上がり4位以下という“典型的な凡走馬の傾向”に合致している。手は出しづらい。というか、出す必要はないか。

3-6 ノーザンリバー(D)
父アグネスタキオン、母父マキャベリアンという血統。

アグネスタキオンにはボールドルーラーの血が流れていてダート適性も高い。しかし、産駒からダートGI馬は出ておらず、適正面で他馬に後れを取っていると言わざるをえない。

中距離で馬券に絡むスタミナが必要な中で、この馬はスプリント戦を主戦場としてきた。そういったタイプの馬が馬券に絡むケースはなかなか見られない。

しかも短距離思考が強い馬で馬券に絡んだ馬を見てみると、ほとんどが差し馬だったことが分かる。

距離延長ローテで馬券に絡んだ6頭の内、テスタマッタ、シルクフォーチュン、ワイルドワンダー、そしてスターリングローズの4頭は上がり1位を連発する稀代の末脚を持った馬だった。

そしてメイショウボーラーも逃げ馬ながら上がり3位以内の脚を連発できる馬で、近3走中2回は上がり1位、1回は上がり3位という成績だった。

例外は2007年のビッググラスのみ。ただこの時は不良馬場だったことも大きかったし、この馬にしても前走は上がり2位の脚を使っていた。

ノーザンリバーを見てみると、上がりに特化したタイプの馬ではない。好位差しタイプだが、こういった馬はフェブラリーSでは好走できない

強調材料はほとんどなく、買う理由が見当たらない。

4-7 ニホンピロアワーズ
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4-8 グランドシチー
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ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!

その馬の名(E)は→
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