(C)キャロット

前回の検証では阪神JFの「勝ち馬の共通点」について分析した。

今回は圧倒的1番人気が予想されるハープスターについて触れておこう。

この馬の取捨選択が、今回のレースの最大のポイントだと私は考えている。

圧巻のパフォーマンスと喉に引っかかった骨

なんといっても前走の新潟2歳Sは圧巻の走りだった。

道中最後方を追走しながら直線で弾けると、前にいた17頭を置き去りにして1着でゴール板を駆け抜けた。

上がり3ハロンは驚愕の32.5秒。特にラスト2ハロン目のラップは10.9秒となっている。

上がり2位だったウインフェニックスが33.3秒で、ラスト3ハロンだけで0.8秒差もつけているのだから驚きとしか言いようがない。

しかも負かした相手がまた強者揃い。

2着 イスラボニータ
→次走東スポ杯2歳Sを制覇

3着 ピークトラム
→次走デイリー杯2歳Sで3着

4着 ウインフェニックス
→次走いちょうSで2着

5着 マーブルカテドラル
→次走アルテミスSを制覇

ご覧のとおり、この時点で屈指のメンバーが出そろったレースを圧勝しているのだ。

阪神JFで1番人気に評価されても納得だろう。

正直、ぱっと見あまりケチの付け所がない馬ではある。

ただ、深くレースを考察していけば、ハープスターの“本質”が見えてくる

あえて言おう。

ハープスターには「●●●●」がある。

申し訳ないことにここでは書けないが(メルマガで配信予定)、現時点でのハープスターの評価について書いておこう。

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