今週は京成杯オータムハンデの検証を行っていく。
中山、阪神共に開幕週で馬場が読みづらいところだが、ぜひとも開幕週から狙っていきたいレースだ。
京成杯オータムハンデは「荒れる可能性が高いレース」として知られている。
実際、過去5年の3連単の配当と1番人気馬の成績を見てみると……
2012年
3連単59,410円
1番人気 エーシンリターンズ 7着
2011年
3連単35,040円
1番人気 エアラフォン 5着
2010年
3連単66,000円
1番人気 セイクリッドバレー 9着
2009年
3連単677,760円
1番人気 ヒカルオオゾラ 9着
2009年
3連単12,4050円
1番人気 リザーブカード 6着
ご覧のとおり、ここ3年こそ中波乱にとどまっているが、毎年1番人気が飛んでいる。これは一つ間違えれば高額配当も期待できるレースということを示唆している。
では、どういった馬を買っていけばいいのか? そんな馬が穴馬になりうるのか?
それを、検証していこう。今回は、「ある気になる要素」を記しておく。
過去5年の好走馬15頭中、実に9頭もの馬が「●●が××以下」だったにもかかわらず好走した。これは普通の重賞レースではなかなかないことだ。反対に言えば、「●●が××以下」の馬が好走できるということが京成杯AHのレース質を示している。