今週は七夕賞について見てきたが、今回は出走馬の「全頭診断」を行う(今回は前編)。

現時点での評価であるものの、週末の予想に直結するかもしれないため、ぜひチェックしておいてほしい。

エクスペディション
“夏馬”としてしられ、昨年も小倉記念で勝利するなど夏場の強さは折り紙つき。前走の鳴尾記念でも好走し、体調も良さそう。血統的にはステイゴールド(というかディクタス)が夏に強い種牡馬であるだけに、要注意。ただニジンスキーやミスプロといった血を持たず、「パワー」はそこまで感じない。

オートドラゴン
さすがに9歳馬には荷が重い。ただ母父ジェネラス(ニジンスキー系)で母母父もミスプロ系と「好走血統に合致」。前走は上がり3位を記録。もしかしたら一発も?

ケイアイドウソジン
父キングカメハメハ(ミスプロ系/キングマンボ系)だが、近走は見るところ無く、厳しそう。

サトノパンサー
父キングカメハメハ(ミスプロ系/キングマンボ系)。父オープンに上がってやや頭打ちが続いていて、ベストは東京コース。ここでは厳しいか。

タガノエルシコ
脚質が極端なため、どうしても展開に左右されてしまい、ここ3走は馬券圏外。もっとも、衰えは感じられず、展開次第では馬券圏内に浮上することも十分考えられる。母母父ミスプロ系、母父父母ニジンスキーと、「好走血統も保持」している。

ダコール
母父アンブライドルド(ミスプロ系)。重賞で勝ち切れないものの、安定した走りを続けている。同じコースで行われる福島記念では3着。ここでも「馬券からは外せない存在」だろう。

タムロスカイ
好走血統は持っていないが、ダートGI馬を輩出しているフジキセキが父。前走は出遅れたが、今回逃げられれば面白い存在に?

トシザマキ
正直、狙ってみたい気持ちもあるが、さすがにここでは……