函館2歳Sはストークアンドレイが勝利し、世代初の重賞ウィナーとなった。
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しかし、函館2歳Sで好走した馬が順風満帆な競走馬生活を送れるかと言えば、決してそうではない。早熟性が求められるゆえに、ここで“終わってしまう馬”も多い。
今回は、歴代好走馬たちがどのような実績を残しているのか、見ていくことにする。
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歴代好走馬の悲惨なその後
2006年〜2010年の好走馬12頭の成績を見てみると……
函館2歳S以降3着以内なし
4頭
函館2歳以降勝利なし
4頭
函館2歳S500万条件止まり
2頭
ご覧のとおり、12頭中10頭はその後ほとんど活躍することなく消えていく馬ばかり。
歴代好走馬の中で、その後も活躍を見せた馬は2頭。
ローレルゲレイロ
フィフスペトル
では、なぜこの2頭はその後GIでも好走するほど成長できたのか?
函館2歳S“らしくない”ノーザンダンサーのチカラ
答えは至極簡単。ずばり、函館2歳S“らしくない血統”だったからだ。
ローレルゲレイロは父キングヘイロー、母父テンビーという血統で、ミスプロの血は皆無。早熟性というよりもノーザンダンサー系×ノーザンダンサー系という、成長力に溢れる血統だった。にもかかわらず、2歳戦で好走。これは適正云々ではなく馬が持つ個の力に他ならない。
フィフスペトルにしても父キングカメハメハはダービー馬。そして母系が素晴らしかった。母父バーリは凱旋門賞馬を輩出した種牡馬で、母母父はロベルト。そして母方はニジンスキーのクロスをまで持っていた。こちらも成長力はもちろん、底力を秘めた血統だったのだ。
ちなみに昨年2着のアイムユアーズもまた、桜花賞3着、オークス4着と好走し、春以降も活躍できる可能性を秘めているが、父ファルブラヴ、母父エルコンドルパサーという、こちらも典型的な函館2歳S好走馬とは似つかわしくない血統をしている。
血統における本質的なスタミナの重要性が分かる事例である。函館2歳Sを含む2歳戦で好走した馬がその後も活躍するためには、やはり血統的な成長力の裏付けが不可欠なのだ。
そういう意味では今年の好走馬たちはいずれも軽め。成長力に関しては疑問といったところだが果たして。。。
アイビスサマーダッシュ注目血統
さて、今週のメインは新潟直千で行われるアイビスサマーダッシュ。
昨日は“狙ってはいけない血統”の馬を紹介したが、今回は狙いたい血統を伝えておく。
この血統は持続力レースに滅法強く、さらに暑さにも強いという特徴を持っている。過去、アイビスサマーダッシュの好走馬も多くがこの血を持っていた。その種牡馬とは……
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