今回はマイラーズカップの出走予定・登録馬を見ていこう。

春のマイル王決定戦安田記念に向けたトライアル。

今年はどんなレースになるのだろうか? まずは出走メンバーを確認していこう。

2015年 4月26日(日) 3回京都2日目 31頭 [仮想出馬表]
【11R】  第46回読売マイラーズカップ
4歳以上・オープン・G2(別定)(国際)(指定) 芝1600m・外 (C)

馬名 性齢 斤量
アイラブリリ 牝6 54 ストラヴィンスキー
アスコットシチー 牡6 56 ケイムホーム
アンコイルド 牡6 56 Giant’s Causeway
インパルスヒーロー 牡5 56 クロフネ
エールブリーズ 牡5 56 フジキセキ
エキストラエンド 牡6 56 ディープインパクト
クラレント 牡6 56 ダンスインザダーク
グランデッツァ 牡6 56 アグネスタキオン
サンライズメジャー 牡6 56 ダイワメジャー
シャイニープリンス 牡5 56 キングヘイロー
ジャンナ 牡7 56 タニノギムレット
タールタン 牡7 56 Tapit
タガノグランパ 牡4 56 キングカメハメハ
タガノブルグ 牡4 56 ヨハネスブルグ
ダノンシャーク 牡7 58 ディープインパクト
テイエムタイホー 牡6 56 ニューイングランド
ディアデラマドレ 牝5 54 キングカメハメハ
ニンジャ 牡6 56 グラスワンダー
ヒストリカル 牡6 56 ディープインパクト
フィエロ 牡6 56 ディープインパクト
フルーキー 牡5 56 Redoute’s Choice
マイネルディアベル 牡4 56 ナイキアディライト
マイネルホウオウ 牡5 57 スズカフェニックス
マイネルメリエンダ 牡4 56 チーフベアハート
マジェスティハーツ 牡5 56 ハーツクライ
ミッキードリーム 牡8 56 キングカメハメハ
ミヤジエムジェイ 牡7 56 キングカメハメハ
ルチャドルアスール セ6 56 ケイムホーム
レッドアリオン 牡5 56 アグネスタキオン
ロサギガンティア 牡4 56 フジキセキ
ヴァンヌーヴォー 牡6 56 Cherokee Run

勢力図を予想

中心になるのはマイルGIで実績があるフィエロ、グランデッツァ、ダノンシャークあたりだろうか。

フィエロは昨年のマイルチャンピオンシップで2着。その後、香港マイルで6着となり、今回は休み明けとなる。

当然、大目標は安田記念であるため、びっちり仕上げてくることはない。ただし、ディープインパクト産駒が京都外回り1600mの重賞に出てきた時、逆らうと痛い目にあう可能性が高い。

フィエロ自身、当コースでは1着1回、2着2回とパーフェクト連対。マイルCSと昨年のマイラーズカップで2着になっているのだから信頼性は高い。無理に嫌うことはできないだろう。

グランデッツァにしても同じだ。昨年のマイルチャンピオンシップ3着馬で、適性は高い。京都金杯は斤量や枠順など、様々なマイナス要素があったため、あまり気にしなくても良さそう。アグネスタキオン産駒のため、6歳になってどうかといったところだが、あまり嫌いたい理由もない。

ダノンシャークにしても同じだ。コース適性は抜群。7歳のディープインパクト産駒がどうかといったところだが、無印にするのは勇気がいる存在だ。前走の阪急杯は「自信の消し」としたが、今回は条件が向上している。

他にも京都が得意なディープインパクト産駒のヒストリカルやエキストラエンド、重賞で安定して走っているフルーキーやディアデラマドレなど、面白そうなメンバーが揃った。上位人気を見る限り信頼性が高そうなため、あまり荒れるレースにならなさそうであるが、しっかり検証して狙えそうなら狙っていきたい。

なお、現時点での本命候補はこの馬だ。

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本格化気配が漂う。前走はスムーズな競馬ではなかった。父はもちろん、近親にマイルチャンピオンシップの勝ち馬がいる血統だけに、京都替わりはプラスだろう。