今回は京都金杯に向け、1回京都の馬場状態を考察していこう。
例年の傾向を振り返り、馬場状態を頭にいれることで金杯の的中が見えてくるはず。
ポイントとなるのが“グリーンベルト”の存在だ。
外の“二重苦”
1回京都開催はAコースを使用する。2014年の5回京都開催はBコースとCコースを使用していたため、Aコースを使用するのは11月2日の4回京都開催以来となる。つまり……
・Aコースは11月上旬以来、未使用
→内は綺麗な状態
・B、Cコースは11月以降に使用
→外はやや荒れている
こういった「完全に綺麗な状態の内」と、「B、Cコース使用時のダメージが残っている外」という明確な構図が生まれる。これが“グリーンベルト”と呼ばれる圧倒的内有利の馬場ができる理由だ。
内を通れば、芝生が綺麗なことに加え、距離ロスも防げる。一方、外を通れば距離ロスが生じることに加え、荒れた馬場の上を走らなければならない。
つまり、外を通る馬にとって完全な“二重苦”が発生する。反対に言えば内を通る馬にとって圧倒的に有利な条件というわけだ。
事実、すでに紹介している通り、過去5回の京都金杯における連対馬10頭は全頭が7番より内側の馬番だった。
よって、枠順発表が一つの大きなポイントとなってくるわけだ。どのような枠順になるのか、大注目だろう。なお、内枠を引けば信頼性が高そうなのがこの馬だ。
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