“波乱の重賞”として知られる阪神カップ。今年も波乱必至と位置づけて臨んだ。
ミッキーアイルやロサギガンティアといった3歳馬が人気に支持されたものの、本命にダイワマッジョーレを抜擢。3番手に昨年の覇者リアルインパクトを据えた結果、本線で的中することができた。
2015年も的中できるよう、しっかりと回顧を行っていこう。
阪神11R 阪神カップ/勝負度B
◎03 ダイワマッジョーレ → 3着
○11 サンカルロ → 13着
▲08 リアルインパクト → 1着
☆16 クラレント → 14着
△01 ウリウリ → 4着
△18 コパノリチャード → 2着
×09 ホエールキャプチャ → 5着
×04 オリービン → 6着
×15 サダムパテック → 11着
×14 ロサギガンティア → 15着
波乱の可能性が高いと判断して、手広く印を打った。
大本線は◎から○▲へのワイド。そして◎―○▲☆―流しの3連複21点。結果、重い印を打った馬たちで決着。
レース展開
ミッキーアイルが「逃げ宣言」をしていたものの、好スタートを切ったハクサンムーンがハナを切った。コパノリチャードは離れた3番手に、ロサギガンティアは後方に待機する展開となった。
2頭がやりあったことでペースは上がった。3ハロン目のラップが10.9秒になるなど、明らかにオーバーペースとなる。
1番人気のミッキーアイルが直線半ばで捕まると、コパノリチャード、リアルインパクト、ダイワマッジョーレの叩き合いに。3頭並んでの入線となったが、リアルインパクトが差しきり1着。粘ったコパノリチャードが2着に、内をついたダイワマッジョーレが3着となった。
血統評価
阪神カップはとにかくスタミナのある馬が強調できる。
今年もその通りの結果となった。
リアルインパクトは父が3冠馬のディープインパクト。さらに母父がセントサイモン系のMeadowlakeだ。ディープインパクトは母系に重たい血が入ると、ズブくて底力勝負が得意な産駒が生まれる。阪神カップはキレ味よりスタミナや底力が求められるため、絶好の血統だったということだ。(2連覇しているため、血統が合っているのは言うまでもないのだが)
コパノリチャードは母父が凱旋門賞馬のトニービンで好走血統に合致している。
そしてダイワマッジョーレは母系がセントサイモン系のローソサエティ。同馬はアイルランドダービー馬という重たい血統だった。
3頭とも好走血統に合致。配当的には波乱だったが、血統的には極めて順当な決着となった。
ちなみに1番人気のミッキーアイルは母系が軽く、2番人気のロサギガンティアにしても重たい血統を持っておらず、好走血統に合致していなかった。
来年への教訓
阪神カップのポイントとして上げたのは3つ。
・とにかく重たい血統
・マイル実績
・距離短縮
血統は前述の通り。好走血統に合致した3頭で決着し、合致していない人気馬は消え去った。
さらにリアルインパクトは安田記念の勝ち馬。コパノリチャードもアーリントンカップを制しているし、ダイワマッジョーレはマイルチャンピオンシップで2着になっている。
さらにリアルインパクトとダイワマッジョーレは前走マイル以上を使った馬だった。
来年もこの3つのポイントを抑えて予想していけば、的中をつかむことができるだろう。
より詳細な回顧は、メルマガで行う予定。各馬の評価に言及する。
なお、年が明けてすぐに東西で金杯が行われる。
中山金杯、京都金杯の注目馬を挙げておこう。
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