全頭診断その1
今週は秋華賞の徹底検証を行っている。今回は恒例の“全頭診断”を行う。
「血統」に加えて「枠順の明暗」、「連対馬の条件」といった様々なデータを用いて検証を行ってきた中で、各馬の「総評」をお届けする。今回は第1弾。なお、
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。メンバーを1頭ずつ切っていこう。
秋華賞全頭診断その1
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
1-1 ブランネージュ
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1-2 レーヴデトワール
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2-3 バウンスシャッセ
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2-4 ヌーヴォレコルト
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3-5 マーブルカテドラル(D)
父ダイワメジャー、母父エリシオという血統。
父、母父ともにダート色が薄く、好走血統に合致していない。
さらに付け加えるなら、ダイワメジャー産駒は芝の中距離重賞における期待値が低い。芝1800m以上の重賞における成績は……
◆ダイワメジャー産駒成績
集計期間:2012. 1.15 ~ 2014.10.12
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着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
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1- 3- 5-67/76 1.3% 5.3% 11.8% 4 46
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ご覧のとおり、散々なものだ。唯一勝利を挙げたのは毎日王冠で1番人気に支持されたカレンブラックヒルのみ。GIでは(0−0−0−11)と好走例は皆無だ。
しかも前走のクイーンSでは0.9秒差の9着と大敗。いくら古馬との対戦とはいえ、負けすぎだ。
連対条件、好走のための最低条件をクリアしていない。馬体重も軽め。騎手は関東。
ここでは見送るのが妥当だろう。
3-6 ショウナンパンドラ
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4-7 ディルガ(D)
父Curlin、母父ロイヤルアカデミーという血統。
父ミスプロ系でサンデーサイレンスの血を持たないとなると、あまり強調できない。
過去10年、父ミスプロ系の馬は12頭が出走していて馬券になったのは3頭。スイープトウショウ、ラインクラフト、そしてブラックエンブレムだ。
この3頭には春のクラシックにおける実績があった。
ブラックエンブレム
オークス4着
ラインクラフト
桜花賞、NHKマイル制覇
スイープトウショウ
オークス2着
このくらいの実績がないと厳しいのだ。ディルガはオークスに出走したものの、15着と大敗している。
当然、好走のための条件は満たしていない。この舞台はやや荷が重いと言わざるをえない。
4-8 レッドリヴェール
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5-9 アドマイヤビジン(D)
父クロフネ、母父ゴールドヘイローという血統。
クロフネ産駒は芝2000m以上の重賞における期待値が絶対的に低い。
◆クロフネ産駒成績
集計期間:2006. 3.25 ~ 2014. 9. 7
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着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
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0- 5- 5-87/97 0.0% 5.2% 10.3% 0 32
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ご覧のとおり、100頭近く走っているのに勝った馬はゼロだ。
好走馬10頭のうち、2000m以上のGIで好走したのは2頭。ブラックシェルとホエールキャプチャのみだ。
ブラックシェルはダービーで馬券になる前に、弥生賞で好走していた。2000m以上の重賞で好走した実績があったわけだ。
ホエールキャプチャは2000m以上の重賞実績こそなかったが、阪神JF2着、桜花賞2着とGIで馬券になるほど高い能力を持っていた。
これくらいの実績を持っている馬でないと、GIで馬券に絡むことは難しい。
アドマイヤビジンはどちらにも当てはまらない。前走は初めての1800mで大敗。距離が伸びていいことはないだろう。
ということで、この中で「面白そうな穴馬」はこの馬!
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