今回はスプリンターズステークスの血統検証を行っていこう。

出走馬の父たちは、新潟芝1200mでどのような成績を残しているのだろうか?

2009年以降、新潟芝1200m血統傾向

スプリンターズ2

まずはなんといってもサクラバクシンオー産駒が侮れない。

◆サクラバクシンオー産駒成績
集計期間:2009. 5. 2 ~ 2014. 9.28
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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6- 7- 8-40/61 9.8% 34.4% 106 118
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※独自の方法で集計しています

60頭以上出走しているにもかかわらず、単複回収値は100を超えている。

ちなみに中山開催におけるスプリンターズSでのサクラバクシンオー産駒の成績は……

◆サクラバクシンオー産駒成績
集計期間:2004.10. 3 ~ 2013. 9.29
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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0- 0- 1-20/21 0.0% 4.8% 0 22
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ご覧のとおり、散々なものとなっている。

もともと中山が苦手なサクラバクシンオー産駒にとって、スプリンターズSは鬼門中の鬼門だった。

しかし、今年は新潟で開催されるため、例年よりはるかにチャンスがある。しかも今年は有力馬が数頭出走している。例年なら軽視するところだが、今年は侮ってはならない。

一方、あまり好ましいデータが出ていないのがダイワメジャー産駒だ。

◆ダイワメジャー産駒成績
集計期間:2009. 5. 2 ~ 2014. 9.28
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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3- 2- 0-17/22 13.6% 22.7% 92 47
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※独自の方法で集計しています

勝ち馬が3頭出ているとはいえ、好走率はかなり低い。また複勝回収値の低さが、ほとんど人気馬しか走っていない(穴馬が走らない=適性が低い)ことを示している。

いくら実績があるといっても、ダイワメジャー産駒に全幅の信頼を置くのはやや危険といえるかもしれない。

ということで、注目してみたいのはこの馬だ。

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ここ数戦、結果は出ていないが、大負けしているわけではないし、特に前走は鞍上と手が合わなかった。人気落ちが予想される今回は評価しても良さそうだが、どうか。