今回はシリウスステークスが行われる阪神ダート2000mの血統傾向を見ていく。
どんな血を持つ馬を買うべきなのか? 注目血統を明らかにしていこう。
過去5年、阪神ダート2000m血統傾向
出走馬の父の成績をまとめてみた。試行回数が多くなく、サンプルが少ないためわかりにくいかもしれないが、はっきりとした傾向は出ている。
まず注目したいのが「ロベルト系」だ。父ロベルト系の成績を見てみると……
◆父ロベルト系成績
集計期間:2009. 3. 8 ~ 2014. 9.27
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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4- 6- 8-20/38 10.5% 47.4% 38 124
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※独自の方法で集計しています
単勝回収値こそ低いが、高い好走率と複勝回収値を誇っている。
特に1000万条件以上になると(2−6−5−11)と、好走率は50%を超える。
過去5年、シリウスSで父ロベルト系は好走していないものの、注意していく必要があるだろう。
そしてなんといっても「ミスプロ系」が最も強調できる血だ。
◆父ミスプロ系成績
集計期間:2009. 3. 8 ~ 2014. 9.27
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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6- 9- 6-31/52 11.5% 40.4% 45 105
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※独自の方法で集計しています
◆母父ミスプロ系成績
集計期間:2009. 3. 8 ~ 2014. 9.27
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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10- 6- 8-30/54 18.5% 44.4% 120 106
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※独自の方法で集計しています
ご覧のとおり、父、母父ともに複勝率40%以上、複勝回収値100超と優れた成績を残している。
もともとシリウスSでもミスプロ系は強調できるだけに、「最重要血統」と判断して良さそうだ。
となると、コース好走血統を2つとも持ち合わせるこの馬には高い評価を下さなければならない。
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父、母父ともに阪神ダート2000mでは警戒しなければならない血統をしている。前走の大敗で人気落ちすることが確実な点も含めておいしい存在だ。