今週はスプリンターズステークスの他に、阪神でシリウスステークスが開催される。

阪神ダート2000mで行われるレースのポイントはどこにあるのだろうか? 今回は血統面を検証していこう。

過去5回、シリウスS好走馬血統

シリウス1

過去の好走馬を見て、強調できる血をピックアップしていこう。

まず注目したいのが「父ミスプロ系(キングマンボ系を含む)」が好走している点だ。

過去5回の好走馬15頭中、実に10頭は父ミスプロ系だった。

グランドシチー(6番人気3着)、ヤマニンキングリー(5番人気1着)、ラヴェリータ(4番人気2着)のように、人気薄ながら好走している馬も目立つ。

好走率もなかなか高い。

2009年、父ミスプロ系は3頭しか出走しなかった中で1頭はしっかりと好走した。2010年は3頭中2頭が激走し、2011年は5頭が出走して3頭が馬券圏内を独占した。

今年も父ミスプロ系の馬には注意が必要だ。

そしてもう一つ、気をかけておくべきなのが「母父サンデーサイレンス」だ。

過去5回、母父サンデーサイレンスだった馬の成績は……

◆母父サンデーサイレンス成績
集計期間:2009.10. 3 ~ 2013. 9.28
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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2- 2- 1- 4/ 9 22.2% 55.6% 156 152
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ご覧のとおり、かなり優秀な成績を残している。

昨年は該当馬がいなかったが、一昨年は唯一の母父サンデーサイレンスだったヤマニンキングリーがしっかりと好走。3年前は連対を独占している。

複勝率50%超という点を見ると、信頼性は高そうだ。

上記の血統傾向を加味し、注目馬を挙げるとしたらこの馬だろう。

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好走血統に合致し、当コースで好走した実績を持っている。前走は不本意な内容に終わったが、馬場の悪化など、様々な原因があった。巻き返してくる可能性は十分だ。