ディープをディープに考察!
今週から中山、阪神に加えて中京が開幕する。
土曜日には早速、GIII中日新聞杯が行われる。そこで今回は、同レースに出走する3頭のディープインパクト産駒に着目。ディープインパクト産駒の重賞における取捨選択に関して考えていきたい。
芝重賞では全頭買い!?
結論から言えば、芝重賞においてディープインパクト産駒に逆らうのは「半ば無謀」というのが現状だ。
2014年に入ってから、ディープインパクト産駒は重賞20レースに出走している。
そのうち、なんと16レースで馬券に絡んでいるのだ。
全体の成績を見ても、いかに秀逸な成績か分かるはずだ。
(8−6−6−21)
勝率20%
複勝率49%
単勝回収値65
複勝回収値111
ご覧のとおり、複勝率は50%に迫る勢いで、複勝回収値も100を超えている。同じレースに複数の産駒が出走することもあるわけで、その中でこれだけの成績を残しているというのはちょっと常識的に考えられない。(と言っても現実に起こっていることなのだが。。。)
ディープインパクト産駒が出走しながら、馬券に絡まなかったレースはわずか4つ。
オーシャンS
中山記念
クイーンC
シルクロードS
上記の4つにしても、すべて説明のつく凡走だった。
まずオーシャンSとシルクロードSはディープインパクト産駒が苦手としているスプリント戦だ。しかもオーシャンSのリアルインパクトは初の1200M。シルクロードSに出走していた2頭は単勝30倍を超える人気薄だった。(1頭は100倍超。)
中山記念のアユサンは長期休み明けで古馬と初対戦。牡馬との対戦も新馬戦以来だった。しかも天皇賞秋馬のジャスタウェイを始めとしてメンバーが揃っていたため、アユサンの評価は13番人気と低いものだった。(といっても妥当なものだったが。)
そしてクイーンCのカノーロは、新馬戦を勝っただけのキャリアが浅い馬だった。
このように、特別な不利がない限りはすべての馬券に絡んできている。
特にマイル以上の芝重賞では、ディープインパクト産駒に逆らわないほうが得策なのだ。
今回、中日新聞杯には3頭のディープインパクト産駒が出走する。この3頭はそれなりに順調に使われてきているし、中京芝2000Mはディープインパクト産駒がダントツで白星を重ねているコースだ。
となると、余程のことがない限り、3頭とも馬券圏外に沈むという結果は考えにくい。よって、ここは素直に買ったほうが良さそうだ。
といっても私はあまのじゃくなので(笑)、本命は別の馬に打っている。最終結論はメルマガで配信するため、そちらを参考にしてほしい。
ここではディープインパクト産駒の中で最上位に評価している馬を発表しておこう。血統的にも妙味的にも、この馬に重い印を打つのが適切な判断だろう。
その馬の名(K)は→
(現在10位前後!当サイトの紹介欄に注目馬を掲載しています)