【京成杯AH】米ダート血統とノーザンテーストが攻略への鍵

昨年の覇者フィフスペトル　（C）阪神サラブレッドクラブ

開幕週に中山マイルで行われる京成杯オータムハンデ。

当レースを攻略する上での血統的な鍵を握ってくるのがアメリカダート血統とノーザンテーストだ。

※血統系統色別表

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開幕週だけあって馬場は状態が良い。よって、好走のための条件としては、スタミナというよりもスピードが求められる。

ミスプロ系を中心としたアメリカのダート血統は持続的なスピードに優れているため、当レースにはもってこいの血統。また、小回りとラストに急坂という舞台設定上、ノーザンテーストの底力と小回り適正は大きな武器になる。

実際、過去の好走馬たちもほとんどがこれらの血統で構成されていた。

2011年
フィフスペトル
父キングカメハメハ（ミスプロ系）

2010年
ファイアーフロート
母父タバスコキャット（ストームキャット系、米2冠馬）

キョウエイストーム
父スウェプトオーヴァーボード（ミスプロ系）

キョウエイアシュラ
父スウェプトオーヴァーボード
母父アンバーシャダイ（ノーザンテースト系）

2009年
ザレマ
母父ザフォニック（ミスプロ系）

アップドラフト
父エルコンドルパサー（ミスプロ系）
母父ブラッシングジョン（レッドゴッド系、米GI2勝馬）

マイネルスケルツィ
母父マキャベリアン（ミスプロ系）

3年だけ振り返ったが、ほとんどの馬がアメリカダート血統かノーザンテーストの影響を強く受けていた。（4、5年前は父か母父がノーザンテースト系の馬が連対を確保。）昨年は該当が1頭だけだが、昨年は震災の影響もあり変則的な開催で、その影響もあったと考えられる。

よって今年はアメリカダート血統の台頭とノーザンテースト系の逆襲がある可能性が高い。

ちなみに今年、3代目以内にミスプロ系とノーザンテースト系の血を持つ馬が1頭だけ存在する。その馬の名は……

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札幌11R 丹頂ステークス [1-2着]
札幌12R 釧路湿原特別 [1-2-3着]
小倉 9R 若戸大橋特別 [1-2-3着]

■9/1 (土)

新潟10R 弥彦特別 [1-2-3着]
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