今回はフィリーズレビューの有力馬診断を行っていこう。

コートシャルマン、クイーンズリングに続いて紹介するのはムーンエクスプレスだ。

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ムーンエクスプレスの評価

ムーンエクスプレスはなんといってもレベルが高かった阪神ジュベナイルフィリーズで4着に好走した。

チューリップ賞は阪神JF組のココロノアイとレッツゴードンキ、ロカが1、3、4着。チューリップ賞のレベルは高かったわけで、改めて阪神JF組のレベルの高さが証明された。

そこで4着に好走したのだから、ここでも有力になるのは当然だろう。

しかもムーンエクスプレスはココロノアイやレッツゴードンキと違い、1400mを得意とするタイプだ。2走前に1400mでレコード勝ちし、ファンタジーステークスでも13番人気ながら掲示板を確保した。

ここ2走、凡走しているコートシャルマンや、1400mで実績がないクイーンズリングに比べると、信頼できる人気馬と言えそうだ。

アドマイヤムーン産駒ということで、1600mより1400mのほうがよさそう。

不安要素があるとすれば、馬体重が軽すぎる点か。

競馬において、馬体重が軽いというのは100%不利だ。

500キロの馬と比べると、単純に筋肉量で劣るし、ポジション争いで馬体を接した時、体力を消耗してしまうリスクも大きい。人間の世界でもトップアスリートになればなるほど、180センチ、190センチを超える大男が多くなり、160センチ台の小柄な選手は減っていくものだ。

事実、昨年の芝重賞における馬体重別の成績を見てみよう。

419キロ以下(1−2−0−29)
勝率3%
複勝率9%
単勝回収値28
複勝回収値20

480〜499キロ(30−34−28−378)
勝率6%
複勝率20%
単勝回収値59
複勝回収値77

芝における理想的な体重である480〜499キロに比べると、すべての要素でダブルスコア以上の差がついている。

そういう意味では、凡走してもおかしくない要素はあるのだ。

コートシャルマンやクイーンズリングに比べると信頼していい馬だが、全幅の信頼を置いていいかというと、やや疑問を持たざるをえない。

ということで、フィリーズレビューは上位3頭にそれぞれ不安要素がある。言い換えれば波乱の可能性が高いため、しっかりと検証して穴馬を見つけていきたいところだ。

なお、比較的人気サイドで信頼できる馬はこの馬だろう。

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1400mでの実績は豊富。しかも父は“阪神の鬼”。さらに母は短距離路線で活躍していたため、阪神芝1400mへの適性は高いと考えられる。2走前にタイム差なしだったコンテッサトゥーレは、レベルが高かったチューリップ賞で6着となっている。

チューリップ賞よりメンバーが落ちるわけだから、それくらい走れれば馬券圏内には確実に来るはずだ。