今回はジャパンカップの“全頭診断”を行う。
これまで「格」、「馬齢」、「人気馬の取捨選択」、「血統」、「枠順」など、様々な角度から検証を行ってきた。
そのことを加味した上での「総評」をお届けする。今回は第2弾。
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週末の予想に直結する可能性が高く、内容は必見。では、“最強馬決定戦”のメンバーを紐解いていこう。
全頭診断その2
※枠順、馬名(血統評価A〜E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去3年のもの
※ブログ用に一部修正している箇所があります。ご了承ください
※外国馬は評価に値しないため、ここでは割愛
4-8 ファイヤー(E)
父アグネスタキオン、母父ウッドマンという血統。
底力のないアグネスタキオン産駒に、底力のないウッドマンという組み合わせ。ダート馬とかいう以前に血統的に全く魅力がない。
アグネスタキオンは過去3年で当コース(0―1―1―10)と全く振るっていないし、使い減りするアグネスタキオン産駒の5歳馬は買えない。
※アグネスタキオン産駒の“消し方法”に関しては本日発売の著書で書いています
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5-9 デニムアンドルビー(B)
父ディープインパクト、母父キングカメハメハという血統。
ディープインパクトのコース成績は前述のとおり。キングマンボ系は底力を持った血でもあり、ノーザンダンサーのクロスを持っている点からも強調できる。スピードと底力を備えているため、好走のための血統的な下地はあると考えて良いだろう。
斤量面で強調できる3歳牝馬で、オークス3着とGIでも実績があり、穴馬の条件はクリアしている。後方一気という脚質のため成績は安定しないが、ハマった時の怖さはある。確かな末脚を繰り出せる点もプラス材料だろう。
ここ2走は実力というよりも京都が苦手だっただけで、東京代わりはプラス。
エリザベス女王杯からのローテーションは(0―0―0―7)と結果が出ていないが、注意したい1頭だ。
6-11 ルルーシュ
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6-12 ホッコーブレーヴ(C)
父マーベラスサンデー、母父ダンシングブレーヴという血統。
幻のアルゼンチン共和国杯馬(笑)だが、血統的には前走のほうが向いた。東京芝2500Mのほうがスタミナが問われるコースだし、芝2400Mではやや重い印象を受ける。
この馬は瞬発力のあるタイプだが、本質的にマーベラスサンデー産駒はもっとスタミナの問われる舞台のほうが得意。個人的には大好きな血統だし、応援したいところだが、飛躍の舞台はここではないだろう。
「格」が求められるジャパンカップにおいて、重賞で好走経験がない馬が走ったケースはない。いくら今年はメンバーが薄いとはいえ、さすがに厳しいはずだ。
あるとすれば超スローペースになってヨーイドン!の競馬になった時に3着があるかも、というくらいだが、ちょっと考えづらい。
7-13 ゴールドシップ
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8-15 スマートギア(D)
父マーベラスサンデー、母父パドスールという血統。
残念ながら血統云々の前に、終わった馬。全盛期ですらローカルのGIIIがやっと、といった感じだったわけで、8歳になってここで大駆けというのは考えられない。
検討の余地すらない。
8-16 ヒットザターゲット
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ということで、「面白そうな穴馬」はこの馬!!
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