2回中山のポイント!
今回は2回中山開催を徹底攻略していこう。
1回阪神開催の分析はズバリ的中し、特注血統として名前を挙げた血の躍動が目立った。
2回中山開催ではどういった血統の馬を狙うべきなのか? 今日、明日と2回に渡り、攻略のポイントをお伝えする。
とにかくキングマンボを狙え!
まず取り上げなければいけないのが、なんといってもキングマンボ系の躍動だ。
1回東京開催では大不振だったキングカメハメハ産駒だが、この2回中山開催では巻き返してくる可能性が非常に高い。
以下が過去2年、1回中山開催の芝レースにおける父キングマンボ系の成績だ。
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年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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2013年 5- 5- 3-11/24 20.8% 54.2% 127 187
2012年 3- 4- 3-19/29 10.3% 34.5% 102 141
2011年 2- 1- 0- 2/ 5 40.0% 60.0% 416 140
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ご覧のとおり、すべての年で優れた成績を残している。3年連続で複勝回収値は140超。これはこの時期の中山の馬場が合っているからこそ、残せる数字といえるだろう。
パワー溢れる血を買え!
キングマンボ系の他にも注目すべき系統はある。次に紹介したいのは、ターントゥ系の種牡馬を父に持つ馬たちだ。
タイキシャトルやロージズインメイ、メイショウボーラーといった地味な種牡馬が多いこの系統であるが、成績は秀逸である。(※広く分ければサンデーサイレンス系もターントゥ系だが、ここでは含まない)
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年・年月 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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2013年 1- 2- 3- 5/11 9.1% 54.5% 72 180
2012年 1- 0- 3-11/15 6.7% 26.7% 194 127
2011年 1- 0- 2- 3/ 6 16.7% 50.0% 96 121
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ご覧のとおり、すべての年で複勝回収値120を上回っている。
キングマンボ系とターントゥ系に共通しているのが、ダート色が色濃く、豊富なパワーがあるという点だ。
この時期の中山は芝の育成が進まないため、馬場が悪い状態になりやすい。となると、競走馬たちにはタフなコンディションの芝を走りぬくパワーが要求される。そこで、キングマンボ系とターントゥ系といったパワーのある血統が台頭してくるのだろう。
ただ「じゃあダート血統を買っておけばいいのか?」といえば、そんなことはない。父ミスプロ系やヴァイスリージェント系といった米国的な血は全体的に苦戦傾向にある。以下が過去3年の成績だ。
父ミスプロ系
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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6- 5- 4- 63/ 78 7.7% 19.2% 81 65
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父ヴァイスリージェント系、ストームバード系
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着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
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1- 1- 3- 31/ 36 2.8% 13.9% 11 33
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ご覧のとおり、複勝率は20%にも届かない。これらの血は、積極的に買わないほうが良さそうだ。
いかがだっただろうか? これである程度、今週末に狙うべき馬が分かったかと思う。
例えば、弥生賞に出走するこの有力馬は、好走血統に合致しているため、少なくとも抑えておいたほうが良さそうだ。
その馬の名(E)は→
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第2回目は明日更新するので、そちらも期待していてほしい。