※サンプル用に1週間の検証をまとめました
※実際には平日から週末にかけて1日1通から3通を、小分けにしてお送りしています
※平日に検証を配信、週末に予想を配信しています(週末に検証と予想を一気にお送りするようなことはありません。膨大な量なので、迷惑メールのようになってしまいますので(笑))

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┏┌ ◆徹底検証&予想
┏┌ ◆今週の重賞/菊花賞
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【菊花賞検証5】
※枠順、馬名(血統評価A~E)の順
※血統評価はあくまでも血統のみ見た評価であり、出走馬自体の評価ではありません
※特別な注釈がない限り、データは過去1年のもの

【今回の項目】
特注血統→【検証1】を参照
非根幹距離実績→【検証2】を参照
好走脚質→【検証3】を参照
ローテ別取捨選択→【検証4】を参照
馬体重→
キャリア数→

http://jinkeiba.com/2014/1022/7603

枠順→

http://jinkeiba.com/2014/1023/7609

1-1 マイネルフロスト(B)
特注血統→○
非根幹距離実績→○
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→○

父ブラックタイド、母父グラスワンダーという血統。

ブラックタイドの距離適性はまだ不明な部分が多い。産駒の芝2400m以上の戦績を見てみると……

◆ブラックタイド産駒成績
集計期間:2013. 4. 6 ~ 2014.10. 4
——————————————–
着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
——————————————–
2- 0- 5-30/37 5.4% 18.9% 20 78
——————————————–

ご覧のとおり、期待値は高くない。

全弟のディープインパクトにしても、3000mを超えるGIでは勝てていない。そうなると、ブラックタイドに期待を寄せすぎるのは禁物だ。

もっとも、母系を見ると期待したくなる。母父のグラスワンダーは特注血統のロベルト系だ。ブライアンズタイムやリアルシャダイと比較するとスタミナ面は劣るものの、産駒のセイウンワンダーが菊花賞で穴を開けている。適性は決して低くない。

血統はまずまずといったところだ。

その他の面でプラス要素が多い。

キャリアで挙げた3勝はすべて1800mで、毎日杯を制している。非根幹距離適性は申し分ない。

さらに菊花賞で強調できる先行タイプの馬だ。ダービーでは好枠を生かし、ロスなく立ちまわって穴を開けることに成功した。今回の1枠1番は絶好枠。ダービーの再現を期待できる。

馬体重、キャリアの面も問題ない。

マイナス要素があるとすれば2つ。

まずセントライト記念で負けすぎていることだ。休み明けとはいえ、0.7秒差の9着は不満が残る。

さらに関東馬という大きなハンデがある。

過去10年の菊花賞における関東馬、関西馬の成績は……

◆調教師分類別集計
集計期間:2004.10.24 ~ 2013.10.20
————————————————————
調教師分類 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
————————————————————
美浦 0- 1- 1- 44/ 46 0.0% 4.3% 0 8
栗東 10- 9- 9-103/131 7.6% 21.4% 113 83
————————————————————

ご覧のとおり、美浦所属の関東馬は50頭近く走って好走したのはわずか2頭。圧倒的に関西馬が結果を残している。

・関東馬が単純に弱い
・輸送
・京都を経験していない馬が多い

など、理由は複数考えられる。とにかく、菊花賞で優先するべきなのは関西馬なのだ。

まとめると、プラスファクターが多く、実績の割に人気にならない可能性が高いため、積極的に馬券に組み込むべき馬だろう。ただ、関東馬という大きなネックがあり、本命を打つまでの信頼性には欠けるという印象だ。

1-2 トーホウジャッカル(B)
特注血統→×
非根幹距離実績→×
好走脚質→△
ローテ別取捨選択→○
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→○

父スペシャルウィーク、母父アンブライドルズソングという血統。

スペシャルウィークはサンデー系であり、天皇賞春を制している。菊花賞2着のフローテーションや、同5着のリーチザクラウンなどを輩出している。

ダンスインザダークやハーツクライほどスタミナのある種牡馬ではないが、まずまず悪くない。

母系のアンブライドルズソングはダート馬で強調できない。ただ母父のヌレイエフは凱旋門賞馬のパントレセレブルらを輩出。傾向としてはマイル寄りの種牡馬ではあるが、欧州血統というだけでもプラス材料と捉えていい。

母父リアルシャダイだったフローテーションと比較すると適性の差は明らかだが、母系がシアトルスルー×ミスプロという完全な米国血統だったリーチザクラウンより適性は高い。

総合的に見て、まずまずの評価を与えて良さそうだ。

その他にも魅力的な面が多い。

非根幹距離実績こそ物足りないが、前走の神戸新聞杯では“あわや”の好走。勝ち馬とタイム差なしの好走、しかも内枠ということで、信頼性はとても高い。

先行馬というわけではないが、未勝利脱出以来、4角通過順位は「5、4、5、9」と好位につけるレースを続けている。実質、デビュー4戦目のような馬のため、好走脚質の条件(キャリアで先行4回以上、うち好走3回以上)を満たしてはいないが、可能性を感じさせる近走の走りは評価したい。

マイナス面を挙げるといえば、人間面が頼りなさすぎる点だ。

酒井学騎手は17年のキャリアを持つが、クラシックに騎乗するのは今年のダービーに続き、2回目。当然、菊花賞の騎乗経験はない。

芝のGIでは17回しか騎乗機会がなく、ハクサンムーン以外では掲示板に載ったことすらない。

また、谷潔調教師は21年のキャリアを持つが、重賞は2勝のみ。最後の重賞制覇は2002年のダイアモンドSまで遡る。しかも過去10年でみると、GIに送り出した馬すら2頭しかいない。ともに最低人気となり、馬券圏外に沈んでいる。

非社台ということで“政治面”の恩恵を受けることもない。

まとめると、馬自体にはとても魅力があり、買う要素が多いが、人間面の不安がかなり大きいと言わざるをえない。

2-3 サングラス(D)
特注血統→○
非根幹距離実績→×
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→×
枠順→○

父スタチューオブリバティ、母父ダンスインザダークという血統。

母系だけ見れば最高だ。母父ダンスインザダーク、母母父ブライアンズタイムと、菊花賞で強調できる血が詰まっている。この配合の馬が今回のレースに出ていれば血統評価「A」とし、本命を打ったことだろう。

しかし、スタチューオブリバティ産駒というのがなんとも残念だ。同馬は英GIIIのコヴェントリーS(芝1200m)を勝ったスプリンター。産駒を見てもほとんどがスプリンターで、中距離で活躍する馬すら少ない。

母系は最高だが、さすがに「D」評価を下さざるを得ない。

前へ行ける脚質というのは強調できるが、枠順を考えればこの馬が逃げるのが濃厚。先頭で3000mを走らなければならないというのはかなりハードで、スタミナのない馬にとって致命的な展開といえる。

非根幹距離実績はなく、キャリアは14戦と多すぎる。さすがにここでは買えない。

2-4 サウンズオブアース(A)
特注血統→○
非根幹距離実績→○
好走脚質→△
ローテ別取捨選択→○
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→○

父ネオユニヴァース、母父ディキシーランドバンドという血統。

ネオユニヴァースは菊花賞で1番人気3着と敗れている。同産駒を見ると、アンライバルドの3番人気15着を筆頭に、期待に応えられていない。

ただ、母系に重たい血が入ればデスペラード(母父トニービン=凱旋門賞馬)やユニバーサルバンク(母父ドクターデヴィアス=英ダービー馬)といった長距離で活躍する馬が出る傾向にある。

サウンズオブアースはまさにこのタイプだ。

ディキシーランドバンドは芝4000mの英GIアスコットゴールドカップを連覇し、カドラン賞(仏GI芝4000m)や愛セントレジャー(芝2800m)でも好走したステイヤー、ドラムタップスを輩出した。豊富なスタミナを誇る馬として知られている。

日本では、菊花賞と豪GIメルボルンカップを制したデルタブルースの母父として有名だ。

また、母のファーストバイオリンは母系にセントサイモンのラインを2本持っている底力に溢れる馬である。

当然、ネオユニヴァースはダンスインザダークらと比べれば信頼性は低い。しかし、母系も考慮すると、「A」(少なくともB+)の評価は与えて差し支えないだろう。

他の面もプラス要素ばかりだ。

前走の神戸新聞杯では勝ち馬にタイム差なしの2着。十分巻き返せる差だ。

京都外回りの京都新聞杯で2着に来ていて、非根幹距離適性、京都適性ともに問題ない。馬体重、キャリア、枠順も申し分ない。

唯一の懸念があるとすれば脚質だが、未勝利突破以降はすべてのレースで4角7番手以内につけている。先行馬ではないが極端に後ろからいく差し馬でもないため、大きな問題にはならないだろう。(もちろん、内枠の差し馬ということで前が詰まるリスクはあるが)

しかも吉田照哉氏所有の社台ファーム生産馬。人間面のバックアップも期待できる。

今年はノースヒルズ生産のワンアンドオンリーが1番人気確実。2番人気はノーザンファーム生産のトゥザワールドになるだろう。社台ファーム生産馬の1番手はこの馬であり、内枠に入ったことで“社台ファームの勝負馬”という立場が明確になった。

鞍上の蛯名正義騎手は関東のジョッキーであるが、フェノーメノで天皇賞春を連覇している。パートナーとして不満はない。

アクシデントがない限り、この馬に本命を打つ判断は揺るぎない。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【菊花賞検証6】
3-5 シャンパーニュ(B)
特注血統→○
非根幹距離実績→○
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→×
枠順→○

父チチカステナンゴ、母父サンデーサイレンスという血統。

チチカステナンゴはパリ大賞典(仏GI芝2400m)を精子、種牡馬としてフランスダービー馬を2頭輩出している。種牡馬としての長距離適性は未知数だが、決して低くはないだろう。

そして母系が魅力的だ。なんといっても母のラブリネスオブパリはファビラスラフインの仔だ。

ファビラスラフインは3歳牝馬ながらジャパンカップで2着に入った女傑で、繁殖に入ってからは阪神大賞典を制したギュスターヴクライを出している。

スタミナ豊富な血が複数あるだけに、血統的は高く評価していいだろう。

しかも阿寒湖特別を制し、スタミナは証明済みだ。

神戸新聞杯で大敗している点は気に入らないが、下位6頭のうち4頭が4角4番手以内、そしてもう1頭が3角まで先頭に立ちながら4角で垂れたトップボンバーだったことを考慮すると、展開的にかなり厳しかったと考えられる。

先行して結果を出している点は強調できるし、ゆきやなぎ賞ではサトノアラジンを封じている。

おそらく京都の馬場は苦手だろうが、距離適性と先行力で一発を期待してみたい馬ではある。

3-6 ショウナンラグーン(C)
特注血統→○
非根幹距離実績→×
好走脚質→×
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→○

父シンボリクリスエス、母父マンハッタンカフェという血統。

ロベルト系×菊花賞&天皇賞春馬のマンハッタンカフェ、さらに母母父ノーザンテースト系ということで穴人気するかもしれない。

しかし、シンボリクリスエス産駒を3000m超の長距離GIで強調する訳にはいかない。

以下、秋華賞のブランネージュの全頭診断より、シンボリクリスエスの評価を抜粋。

―――

シンボリクリスエスは典型的な“トライアル血統”だ。GIでの期待値は極めて低い。

まずGIでの成績から見てみよう。

◆シンボリクリスエス産駒成績
集計期間:2008. 4.13 ~ 2014.10. 5
—————————————————
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
—————————————————
3- 6- 2-58/69 4.3% 13.0% 15.9% 16 42
—————————————————

ご覧のとおり、かなり低調なものだ。

アリゼオ(スプリングS勝利)、ユールシンギング(セントライト記念勝利)、アプレザンレーヴ(青葉賞勝利)などなどトライアル勝利→GIで凡走という流れが“通例化”している。

さらに言えば2000m以上のGIにおける成績が極めて低い。

◆シンボリクリスエス産駒成績
集計期間:2008. 5.25 ~ 2014. 6. 1
—————————————————
着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
—————————————————
1- 2- 0-37/40 2.5% 7.5% 7.5% 4 12
—————————————————

ご覧のとおり、40頭走って馬券になったのはエピファネイア1頭(好走3回すべて同馬)のみ。それも唯一の勝利した菊花賞ではグリグリの1番人気(同馬以外オープン特別以下のメンバー構成)だった。

よって、血統的な期待値はものすごく低い。

―――

結果、ブランネージュは予想以上に健闘したものの、馬券に絡むことはできなかった。

ノーザンテーストの血は気になるが、血統面を推す訳にはいかない。

その他の項目もマイナス事項が多い。

特に脚質面はかなり致命傷となりかねない。ここ6走中5走で4角10番手以下。強烈な末脚を発揮しているものの、菊花賞で後方一気タイプの馬は来ない。

非根幹距離適性はなく、前走も負けすぎ。

吉田豊騎手は京都の3000m以上のレースで11回騎乗しているが、すべて馬券圏外だ。

また京都の重賞では2004年以降(1−0−0−25)。ブルーメンブラットのマイルチャンピオンシップ以外、すべて馬券圏外に敗れている。少なくとも強調できるジョッキーではない。

しかも強調できない関東馬でもある。

総合的に判断すると、人気を吸い取って消えてくれることを望む、といった位置づけがふさわしい。

4-7 トーセンスターダム(C)
特注血統→○
非根幹距離実績→○
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父ディープインパクト、母父エンドスウィープという血統。

評価の難しい馬だ。ディープインパクトは京都重賞における特注血統であり、この馬自身、京都では3戦3勝。京都適性の高さは言うまでもない。

しかしディープインパクト産駒は3000m超のレースでなんと0勝だ。

◆ディープインパクト産駒成績
集計期間:2011.10.23 ~ 2014. 5. 4
——————————————–
着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
——————————————–
0- 4- 2-18/24 0.0% 25.0% 0 84
——————————————–

これだけ活躍馬が出ているのに、3000m以上のレースで1度も勝てていない。

実際、天皇賞春では1番人気のキズナを筆頭に、3頭すべてが馬券圏外に沈んだ。マイル〜中距離なら無双状態のディープインパクト産駒だが、“距離の壁”は少なからずあるようだ。

祖母のエヴリウィスパーは天皇賞春2着のトーセンジョーダンを輩出している。しかし、同馬の父はジャングルポケット。スタミナに関しては父の影響が大きかったと考えられる。

父サンデー系の近親ヒストリカルや半姉のラシンティランテは2000mまでが限界の様子。となると、トーセンスターダムが3000m以上のGIでパフォーマンスを上げるとは考えにくい。

前走の神戸新聞杯にしても、負けすぎだ。

京都適性の高さ、意外と前で競馬ができる脚質、非根幹距離適性等、プラス要素はあるが、過剰人気するタイプであるため、あまり厚く買うことはできない。拾ってヒモといったところだろう。

4-8 ワールドインパクト(C)
特注血統→×
非根幹距離実績→×
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→○
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父ディープインパクト、母父Pivotalという血統。

ディープインパクトは前述のとおり。母系を見てみるとスピード色が強いことがわかる。

Pivotalはヌレイエフの系統であるものの、自身はスプリンター。また母のペンカナプリンセスは愛GI1000ギニー(芝1600m)の2着馬と完全にスピード色が濃い。

菊花賞の好走血統とは異なるのだ。

可能性を見出すとすれば、脚質と前走の内容だろうか。

前走は最後方からの競馬という、横山典弘騎手の“らしさ”が出た騎乗だったが、上がり1位を記録して才能の片鱗を見せた。

また、本来は先行できる馬でもある。青葉賞は4角6番手から2着に粘り込んでいるし、それ以前にも先行して結果を出している。

この枠なら前へいくことも可能だ。その点では警戒しなければならない。

ただ、血統的にあまり高く評価できないため、買うとしても重い印は打てそうにない。

5-9 ハギノハイブリッド(B)
特注血統→○
非根幹距離実績→○
好走脚質→×
ローテ別取捨選択→×
馬体重→×
キャリア数→×
枠順→×

父タニノギムレット、母父トニービンという血統。

タニノギムレットの長距離適性は高くないが、リボーの血を持っている点、さらに母父トニービンというところも強調できる。

今回のメンバーなら、高く評価して良さそうだ。

京都新聞杯を制しているため、非根幹距離適性もある。

ただ、それ以外に強調できる要素が少ない。

前走の神戸新聞杯で負けすぎている。さらに基本的に後ろからいく脚質のため、菊花賞の好走パターンに合っていない。

さらに馬体重が前走448キロと、出走メンバーの中でもかなり軽い部類に入る。長距離GIに臨むにはいささか非力だと言わざるをえない。

そしてキャリアは11戦。未勝利脱出以降はそれなりに好走を続けているため、あまり気にしすぎない方がいいとはいえ、強調材料とはいえない。

鞍上の福永祐一騎手も長距離GIで強調できるタイプではなく、穴馬としてはワンパンチ欠ける。

5-10 ゴールドアクター(B)
特注血統→○
非根幹距離実績→○
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→○
馬体重→△
キャリア数→○
枠順→×

父スクリーンヒーロー、母父キョウワアリシバという血統。

スクリーンヒーローは特注血統のロベルト系。まだ産駒の特徴ははっきりしないが、傾向を見ていると長距離もこなせそう。

ただキョウワアリシバは長くても中距離、母母父のマナードはマイル以下で活躍した馬だったため、スタミナという点では疑問符がつく。

しかし、ここ2走は札幌芝2600mで圧勝劇を演じている。距離実績はもちろん、非根幹距離で古馬相手に圧勝しているという事実は大きな強調材料だ。

しかもほとんどのレースで先行し、速い上がりを使っている。

かなり面白い存在と見て良さそうだ。

不安要素は非社台系の関東馬という点。とはいえ、それに目をつぶっても買いたいだけの要素はあるため、一発に期待して手を出したい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【菊花賞検証7】
6-11 アドマイヤランディ(D)
特注血統→×
非根幹距離実績→× ※芝で実績なし
好走脚質→×
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父ステイゴールド、母父ジョリーズヘイローという血統。

オルフェーヴルやゴールドシップを輩出しているステイゴールドは強調できる。しかし、母系はジョリーズヘイロー×シーキングザゴールドという完全なアメリカダート配合で、菊花賞の適性とはズレる。

そもそも芝では大敗続きのダート馬。前走ダートだった馬の菊花賞における成績は(0−0−0−7)と好走例はない。

さすがに記念出走以上のものは期待できない。

6-12 タガノグランパ(C)
特注血統→×
非根幹距離実績→○
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父キングカメハメハ、母父スペシャルウィークという血統。

http://jinkeiba.com/2014/1021/7596

ここで書いたように、キンカメ×サンデー系という配合は軽すぎてGIで勝つために必要な底力を備えていない。長距離GIになれば、より不向きだ。

ただ、スペシャルウィークはサンデーサイレンスより底力を供給する傾向にあるため、バッサリ切り捨てられる存在ではない。

前走は速い上がりを使えていないため、あまり評価できない。

しかし、非根幹距離重賞で2度好走していて、ダービー4着。“例外”になる可能性は秘めている。

それなりに前で競馬が運べる馬だし、馬体重やキャリアといった面も問題ない。

厚く買う気にはならないが、気になる存在ではある。

7-13 ミヤビジャスパー(C)
特注血統→×
非根幹距離実績→○
好走脚質→×
ローテ別取捨選択→○
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父アドマイヤムーン、母父スペシャルウィークという血統。

アドマイヤムーン産駒は2500m以上のレースで(0−0−0−7)。また、父ミスプロ系の馬は過去10回の菊花賞に4頭しか出ておらず、いずれも馬券圏外に敗れ去っている。

母父スペシャルウィークというのは警戒しなければならないが、基本的には推せる血統ではない。

キャリア3勝はすべて非根幹距離。前走は最速上がりで1着となっている。

ただゲートに不安があって脚質が極端だし、そもそも前走のレベルはかなり低かった。

また、3勝はすべて阪神であり、京都は4回走って1度も勝ち星を挙げられていない。京都新聞杯や白百合Sでは人気に支持されたが、いずれも馬券圏内に沈んでいる。

相手なりにやれるタイプであるものの、さすがに厳しいと結論付けるのが妥当だろう。

7-14 トゥザワールド(D)
特注血統→×
非根幹距離実績→○
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンスという血統。

http://jinkeiba.com/2014/1021/7596

ここで書いたように、トゥザワールドは血統的に買えない。

非根幹距離実績、京都では3戦3勝、前へ行ける脚質など、プラス要素もあるため、一考の余地はある。

今年のメンバーなら実力で好走するかもしれない。

しかし、全兄のトゥザグローリーが天皇賞春で大暴走したように、血統面の欠陥が大きく、少なくとも人気で買う馬ではない。「ハイリスクローリターン」と言わざるをえないのだ。

7-15 ワンアンドオンリー(C)
特注血統→○
非根幹距離実績→×
好走脚質→×
ローテ別取捨選択→○
馬体重→△
キャリア数→○
枠順→×

父ハーツクライ、母父タイキシャトルという血統。

ハーツクライはギュスターヴクライ、アドマイヤラクティ、フェイムゲームといった3000m超の重賞で実績のある馬を輩出している。

ただ京都の長距離レースでは(0−2−1−8)といまだ勝利がない。

http://jinkeiba.com/2014/1020/7591

そしてここで書いたように、「ハーツクライ産駒の圧倒的1番人気」というのは信頼性に欠ける。

母系に関してもタイキシャトル×ダンジグという短距離寄りの血統をしている。ダービーはマイラーの血が強調できるため良かったが、菊花賞では心もとない。

しかもダービーは2枠3番という絶好枠から競馬ができていた。外枠というのは歓迎ではないだろう。

非根幹距離実績はなく、好走脚質にも該当していない。

となると、過度な信頼を置くべき人気馬ではない、と結論付けるのが妥当だろう。思い切って頭なしにするのはもちろん、この馬を絡めない馬券も買うべきだ。

8-16 サトノアラジン(C)
特注血統→×
非根幹距離実績→○
好走脚質→○
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父ディープインパクト、母父ストームキャットという血統。

ディープインパクトに関しては前述のとおり。

母系はストームキャット×ミスプロ系という米国ダート配合。菊花賞の好走血統には該当していない。ストームキャット系との配合はディープインパクト産駒の“成功配合”だが、この条件ではさすがに強調できない。(同じ配合のキズナは天皇賞春で1番人気4着に敗れている)

共同通信杯3着で非根幹距離実績はクリア。ただ、勝ち馬に0.5秒差もつけられている点は気になる。

前走の神戸新聞杯でも勝ち馬から0.6秒差と、やや負けすぎ。過去の好走馬の例からすると、巻き返せない差である。

馬体重やキャリアは問題ないが、かかることがある馬だけに外枠というのはマイナス。

良血馬、池江泰寿厩舎所属というように、何かと過剰人気になるタイプでもある。

となると、あまり積極的に買いたい馬だとは思わない。

8-17 ヴォルシェーブ(D)
特注血統→×
非根幹距離実績→×
好走脚質→×
ローテ別取捨選択→×
馬体重→○
キャリア数→○
枠順→×

父ネオユニヴァース、母父サンダーガルチという血統。

ネオユニヴァース産駒に関しては前述のとおり。

母系を見ると、サンダーガルチはアメリカの2冠馬で菊花賞で強調できる血ではない。アルザオはまずまずだが、ネオユニヴァースの距離不安を補いきれていない印象だ。

非根幹距離実績はなく、好走脚質に該当していない。前走も負けすぎ。

馬体重やキャリア数といったマイナスファクターには該当していないとはいえ、あまり狙える馬ではない。人気薄時の岩田康誠騎手の神騎乗に期待するくらいか。

8-18 メイショウスミトモ(D)
特注血統→×
非根幹距離実績→× ※芝で実績なし
好走脚質→×
ローテ別取捨選択→×
馬体重→△
キャリア数→×
枠順→×

父ゴールドアリュール、母父アジュディケーティングという血統。

父、母父ともにダートで活躍した馬で、芝の長距離重賞とは縁がない。

前走ダートというローテーションで来た馬はいないし、その他の項目でもほとんどプラスファクターに該当していない。

さすがに厳しいと言わざるをえない。

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