ひざまずくミルコ・デムーロ (C)glory20070216

ヘヴンリーロマンスという名の牝馬が天皇賞秋を制した2005年、松永幹夫騎手が鞍上から行った最敬礼は競馬史の1ページに刻まれた

ウオッカが64年ぶりに日本ダービーを制した2007年、四位洋文騎手による皇太子様への最敬礼は、歴史的快挙も重なり記憶に残る出来事となった。

そして2012年、天皇皇后両陛下を迎えて行われた7年ぶりの天覧競馬を制したのは、日本人騎手ではなかった。

しかし、劇的なダービー馬の復活と、サムライの心を持つイタリア人騎手によるウイニングランの最後には、感動的なフィナーレが待っていた。日本中に感動をもたらした、歴史的名シーンを振り返りたい



私はこのシーンを現地で見ていたのだが、最高の思い出になった。自分が馬券を当てて興奮状態にあったことも影響しているだろうが、それを差し引いても素晴らしすぎるデムーロの立ち振舞に素直に涙した

レース前、日本人ジョッキーが勝たなかった場合、天皇皇后両陛下へのご挨拶はどうなるのか、外国人ジョッキーも鞍上で最敬礼をするものなのだろうかと、友人たちと憶測したものだ。

実際、エイシンフラッシュが最内から抜けだしてゴール板を駆け抜けたとき、観衆の興味は「どの馬が勝つのか」から「デムーロはどうするのか」にかわったはずだ。

デムーロは鞍上で最敬礼をしなかった。それでも、通常では考えられないウイニングラン中の下馬を見た時には、そこでお辞儀でもするのだろうと思っていた。

しかし、デムーロは観衆の誰もが予想しなかったであろう行動に出た。ひざまずいて、文字通りの最敬礼を行ったのだ。その瞬間、会場は感嘆の声と拍手で溢れ、天皇皇后両陛下もデムーロに温かい拍手をお送りになった。

「日本人の心を持つ」と言われるこのイタリア人は、しかし日本人には絶対にできない最高の形で天覧競馬のフィナーレを飾ってくれたのだ。

良かったよ、デムーロ。素直に感動した。この日は天候の影響もあり、7万人程度しか競馬場にはいなかったが、来て良かったと本当に心から思った。私以外の7万人も、きっとそう思ったことだろう。

ヴィクトワールピサでのドバイワールドカップ制覇などで日本に勇気を与えてくれるデムーロだが、今回のことで改めて日本人の心をつかんだことは、間違いない。素晴らしかった、デムーロ、ありがとう

シルポートにも称賛を

その天皇賞秋を名レースに導いたのは、ほかならぬシルポートだったように思う。

1000m通過は57.3。かなりのハイペースで飛ばし、4コーナーでは「もしや」と思わせる差を後ろにつけていた。2番手までは目算で2秒ほど離れていたため、全体がハイペースということではなかったわけだが、流れを平均ペース以上に引き上げてくれる先導馬がいるとGIは盛り上がる。

GIで勝ち負けするのは難しいだろうが、助演男優賞というものがあるとすれば、シルポートと小牧太騎手に送りたい。小牧騎手はチェリーメドゥーサに続き、GIを盛り上げてくれた。

「シルポートが出るとレースが面白い」

現地にいてもあちらこちらからこういった声が聞こえた。ファンの声はカネになるわけではないが、「個性を持った印象に残る名馬」が少ない昨今、こういった記憶に残る馬がいても良いだろうし、これからも期待していきたい。

 

さて、今週はアルゼンチン共和国杯。このレースは、スタミナと底力のある血統を買うのが的中への近道となる。

【アルゼンチン共和国杯2012】スタミナと底力が求められる過酷な戦い

血統について触れていくと、このレースにおける不振な血統は決まっている。過去9年の勝ち馬の中で、この種牡馬が父系で勝った馬はわずかに1頭。しかも3番人気以内で凡走した12頭中、半数の6頭がこの種牡馬を父に持っていた。その危険な種牡馬とは、以下になります

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